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蚊帳で漁を行いマラリア蔓延、漁業資源も枯渇


新華社ナイロビ(ケニア):多くの魚が住むアフリカ最大の淡水湖・ビクトリア湖。湖周辺諸国の多くの民が、この湖での漁業で生計を立てている。ところが今、このビクトリア湖で困ったことが起きている。ケニアの湖周辺に住む人たちが、漁網ではなく蚊帳で漁を行っているのだ。
ケニアメディア11日付の報道によると、この蚊帳は政府がマラリア防止のために支給したもの。その蚊帳が正常に使われていないことで現地ではマラリアが蔓延し、さらに湖の漁業資源も激減することとなった。蚊帳は普通の漁網より目が細かいため、通常では網にかからない小さな稚魚でさえも、文字通り「一網打尽」にしてしまうからだ。
蚊を媒介にして伝染するマラリアは、アフリカ地域の主要死亡原因の1つ。毎年100万人を超える人がマラリアにかかり死亡している。ケニア衛生省の専門家によると、政府はマラリア対策のため、マラリアの感染が深刻な地域の住民、特に妊婦と5歳以下の子供に蚊帳を配布しているという。ビクトリア湖周辺の漁村地域には今年、2万張の蚊帳が支給された。
ところが、目先の利益に目がくらんだ一部の漁師が、複数の蚊帳をつなぎ合わせて魚を採ることを思いついたという。その企みに気づいた政府は蚊帳の色を緑色にし、白い漁網と区別しようとしたが、その効果たるやほぼゼロに等しいものだ。ビクトリア湖では、奇怪な緑の網が常に見られるようになっているという。政府はマラリア被害地域に蚊帳を低価格で提供する補助政策を行っているが、それが裏目に出てしまった形だ。蚊帳1張の価格は、漁網の正規価格を大幅に下回っているという。
【翻訳編集:JCBB(H.A)/G-SEARCH】

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