妊婦の緊急搬送の受け入れ拒否が相次いでいることを受け、東京都のプロジェクトチームの座長を務める猪瀬副知事が、周産期総合医療センターの1つ、都立墨東病院を視察しました。
このプロジェクトチームは、脳出血を起こした妊婦が総合周産期医療センターに指定されている都立墨東病院など8つの病院に受け入れを断られ死亡するなど、妊婦の受け入れ拒否を巡る問題が相次いだことを受け、発足したものです。
15日は座長を務める猪瀬副知事が墨東病院を訪れ、院長から患者の受け入れ態勢などの説明を受けたあと、新生児用の集中治療室や救急救命治療室などを視察しました。
猪瀬副知事は、「限られたケースではあるが、システムに問題があるのかもしれない」と、今後、周産期医療体制の問題点を検証する意向を示しました。(15日11:07)