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宗派を超え、社会鍋100年
1909年にキリスト教団体「救世軍」が始めた年末の慈善募金活動「社会鍋」が今年で100年目を迎えた。これを記念して、新潟市のキリスト教会有志が宗派を超えて13日、同市中央区の古町十字路に集まり、賛美歌で募金を呼び掛けた。
社会鍋は当初は貧しい家庭に正月用のもちやみそを配るため始まったが、今では国内外の災害被災者支援などにも使われているという。
街頭で協力を呼び掛けて50年という救世軍新潟小隊長の佐藤静子さん(68)は「まちの風景はずいぶん変わったが、募金をしてくれる人の心の温かさは変わらないですね」と振り返る。社会鍋の街頭活動は古町十字路で年末まで続ける。
新潟日報2008年12月14日
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