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中国の一党独裁変更を求めた「08憲章」の主な内容
◇憲法の改正
憲法をいかなる個人、政党(共産党)も超越してはならない国の最高法律とし、中国の民主化の法的基礎を築く。
◇権力の分散
立法、司法、行政の三権を分立させ、政府の責任を明確にし、行政権の膨張を防止する。中央と地方の権力を分離し、地方に十分な自治権を与える。
◇司法の独立
司法の独立を保証し、公安、検察、裁判をつかさどる共産党の政法委員会を廃止する。
◇軍の国家化
軍は国と憲法に忠誠を尽くすべきであり、軍内部にある政党(共産党)の組織は撤退する。
◇人権の保障
立法機関に人権委員会を設置して人権侵害を監視し、法律に基づかない逮捕、拘束をなくし、労働矯正制度を廃止する。
◇都市と農村の平等
都市部と農村部の不平等な戸籍制度を廃止し、国民の平等の権利と移住の自由を保障する。
◇言論の自由
新聞発行の自由を認める。刑法の中の「政権転覆扇動罪」を廃止する。
◇宗教の自由
政府が宗教活動を干渉しない。宗教団体成立の際の許可制を届け出制にする。
◇財産の保護
私有財産を保護し、土地の私有化を推進する。