岡山放送局

2008年12月13日 21時4分更新

瀬戸内市でまちづくりシンポ


4年前に3つの町が合併して誕生した瀬戸内市で、それぞれの地域が協力し合いながらいかに魅力的なまちづくりを進めていくのかを考えるシンポジウムが開かれました。

瀬戸内市は平成16年11月に3つの町が合併して誕生しましたが、13日市が主催して開かれたシンポジウムは、それぞれの地域から合わせて3人がパネリストとなりまちづくりについて意見を交わしました。

このなかで、旧邑久町を中心に福祉や国際交流などの活動を行っている小林鈴代さんは「瀬戸内市はそれぞれの地域が特色のある歴史をもつ町なので、お互いの特長を生かしながらまちづくりを進めることが必要だ」と意見を述べました。

また、旧牛窓町に住む歴史研究家の金谷芳寛さんは「行政に頼るのではなく地域に住む住民が自ら先頭に立って魅力を発信することで観光客を呼び込み、地域の活性化につなげるべきだ」と述べました。シンポジウムに出席した島村俊一市長は「きょう出された様々な意見を今後のまちづくりに生かしてゆきたい」と話していました。