12日、五ヶ瀬町の山に、草刈りに入ったまま、行方が分からなくなっていた親子が、13日、遺体で発見されました。遺体で見つかったのは、五ヶ瀬町三ヶ所の林業、石田義照さん74歳と、長男、重信さん49歳の2人です。警察の調べによりますと、2人は、12日午前、草刈りのため近くの山に出かけ、夜になっても戻らないため、警察と消防などが捜索。13日午前、がけ下で、2人の遺体を発見しました。2人は、誤って転落したものとみられています。
高校野球の県選抜チームが日本を代表して台湾遠征に出発するのを前に、13日、宮崎市で合同練習が行われました。この台湾遠征は、県高校野球連盟の結成60周年を記念して、今回、初めて行われるものです。13日は、遠征を前に、宮崎市で合同練習が行われ、県内の高校から選ばれた2年生の県選抜メンバー18人が、あこがれの日本代表のユニフォーム姿で、ノックや実戦形式の守備練習に汗を流しました。(日章学園・片平元気主将)「日の丸を背負うので、気持ちが引き締まる。個人個人がすごくいいものを持っているので、それを全部だし蹴れるようにやっていきたい」メンバーは、今月24日、台湾に向け出発し、現地で4試合を戦うことになっています。
民主党県連の大会が宮崎市で開かれ、次期衆院選を前に、政権交代へ向け、力を結集することなどが話し合われました。宮崎市内のホテルで開かれた大会には、党員ら、およそ150人が参加。まず、民主党の選対委員長をつとめる赤松広隆衆議院議員が、「麻生政権では通常国会を乗り切れない。今の情勢では、来年2月か3月には選挙がある」との見方を示しました。大会では、このあと、「総選挙に勝利し、政権交代を実現する」という来年度の活動方針が提案され、承認されました。また、大会終了後に決起集会も開かれ、党の公認または推薦を受けた、衆院選の立候補予定者3人が決意表明をしたあと、参加者全員でガンバロー三唱を行い、政権奪取に向けて決意を新たにしていました。
宮崎市では、13日からサーカスの公演が始まり、大勢の観客が、スリル満点の舞台に歓声をあげました。宮崎市で開幕したのは、15年ぶりの宮崎公演となる木下大サーカスです。13日は、開演に先立ち、オープニングセレモニーが行われ、地元の園児たちからサーカスの団員代表に花束が渡されたあと、テープカットが行われました。このあと、さっそく公演が始まり、次々と繰り出される迫力満点のショーに、会場を埋め尽くした大勢の観客からは、盛大な拍手が送られていました。木下大サーカスは、宮崎市塩路の特設会場で来年2月3日まで開かれています。
昭和の宮崎を舞台にした映画、「三十九枚の年賀状」が、13日から、宮崎市で公開されました。映画、「三十九枚の年賀状」は、西都市の主婦、松浦百合子さんの実体験をもとに、終戦の直前に出会った少女と兵士の絆を描いた作品です。宮崎市の宮崎キネマ館では、13日から映画が公開となり、舞台あいさつに立った、図師三千男監督が「1コマ1コマが、みんなの努力の結晶です。人生を見つめ直してもらえれば」と話していました。そして、上映が始まると、訪れた人たちは、当時の様子に思いをめぐらせながら、美しい映像に見入っていました。映画、「三十九枚の年賀状」は、来年1月9日まで、宮崎キネマ館で上映されます。
都城市では、一足早く、もちつき大会が開かれ、多くの家族連れなどが参加しました。もちつき大会は、都城市でチンドン屋の座長を務める、宮田若菜さんが、地域貢献の一環として開いたものです。宮田さんの自宅で行われたもちつきには、地元の家族連れなど、約150人が参加。昔ながらの杵と臼を使って行われ、参加した子供たちは、重い杵に苦労しながらも、力いっぱい餅をついていました。(参加者)「うまい。サイコー」宮田さん宅では、午後から、豚汁の振る舞いや、大道芸人による猿回しなども、行われるということです。
日南市では、地区の住民たちが育てたソバの収穫祭が開かれ、ソバ打ちや試食会を楽しみました。この催しは、水田の景観づくりに住民たちで取り組んでいる、甲東地区の環境保全活動グループが初めて企画したもので、収穫祭には、子供から高齢者まで、およそ150人が参加しました。ソバは、グループの会員や地元の子供たちが今年8月に植え付け、先月収穫したもので、きょうは、子供たちが昔ながらの石臼を使って、ソバ粉づくりに挑戦しました。そして、大人たちがそば打ちをしたり、釜でゆでたりして仕上げを終えると、さっそく試食会が始まり、参加者は、自分たちで育てたソバをおいしそうに味わっていました。
もうすぐクリスマス。延岡市では子供たちがクリスマス・リースづくりに挑戦しました。このリースづくりは、本物の素材で、本物のクリスマス・リースを作ってもらおうと「むかばき青少年自然の家」が毎年、行っているもので、13日は延岡市内の小学生とその父母など、約50人が参加しました。参加者たちは、スタッフの指導を受けながらカズラを丸めたりまつぼっくりを取り付け、さらに、持ち寄ったカラフルなベルやリボンなどで思い思いに飾りつけをして、リースづくりを楽しみました。参加者たちは、世界に一つだけのリースを完成させると、満足げな表情を浮かべていました。
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