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酒にラーメン、日本の飲食文化が大ブーム(下)

不景気、円高何のその

◆日本酒の消費量、4年で6倍に

 日本酒の場合、2004年の輸入額は100万ドル(現在のレートで約9100万円)にすぎなかったが、今年は600万ドル(約5億4600万円)を超える見通しだ。4年で6倍に増えた計算だ。これに伴い、大型量販店も日本酒の売り場を拡充している。新世界マートは今年5月、竜山駅店をはじめ、汝矣島店、駅三店、良才店など全国13店舗に日本酒専門コーナーを設けた。さらに取り扱い商品も昨年の10種類から35種類に増やした。

 日本酒バー「春山」や「勝負」「ハイカラヤ」「土五味(トオミ)」「おでん酒」などの居酒屋チェーンも活気を帯びている。LGファッションが出資したラーメン専門店「HAKOYA」は韓国人の味覚に合う7種類のメニューを選定し、市場を攻略している。HAKOYAのチョン・ジェウォン本部長は「来年までに全国で100店舗を展開したい」と話した。

 ロッテ百貨店、新世界百貨店の本店輸入食品売り場では、売り上げの半分程度を日本製品が占める。売り上げは前年比50%を超える高い伸びを示している。ロッテ百貨店食品部門長の李丙鼎(イ・ビョンジョン)理事は「酢、しょうゆ、納豆をはじめ、日本食品だけで1000品目以上を取り扱うなど、品揃えが多様化している」と語った。

朴淳旭(パク・スンウク)記者

宋東勲(ソン・ドンフン)記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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