日本との通貨スワップ枠拡大、必要があれば延長も=韓国中銀副総裁
[ソウル 12日 ロイター] 韓国銀行(中央銀行)イ・グァンジュ副総裁は12日、日本銀行との間で2009年4月までの時限措置として同日合意した通貨スワップ協定の拡大策について、両国が必要と判断すれば期限が延長される可能性があると述べた。
同副総裁は記者会見で「日本とのスワップ枠拡大の延長は1つの可能性としてある」と述べた。
韓国銀行と日銀は12日、円/ウォンの通貨スワップ協定の引き出し限度額を、これまでの30億米ドル相当の円またはウォンから、200億米ドル相当の円またはウォンに増額することで合意した。増額の期限は2009年4月末まで。
韓国銀行はまた同日、中国人民銀行(中央銀行)との間で、既存の40億ドルの通貨スワップとは別に新たに元/ウォンの通貨スワップ協定を締結している。
日韓中は13日に大宰府で首脳会議を開催し、世界金融危機への対策などについて協議する。
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