JR東日本は11日、2009年4月から山手線など首都圏の主要201駅のホームにある喫煙所を撤去し、全面禁煙にすると発表した。受動喫煙の防止を求める声が相次ぎ、分煙での対応に限界があると判断した。首都圏の私鉄はすでに全面禁煙を実施しており、関東地方の大半の駅でたばこが吸えなくなる。愛煙家からは「時代の流れで仕方ない」とあきらめの声が漏れた。
JR東日本が全面禁煙にするのは、山手線や中央線、常磐線など計17線区で、北は取手(茨城)、南は逗子(神奈川)、東は蘇我(千葉)、西は高尾(東京)までの東京駅からの半径が最大約50キロまでの駅。(07:00)