2008年 12月 12日
高松市庵治町で石材店事務所が全焼
12日午後、高松市庵治町の石材店で事務所を全焼する火事がありました。けが人はいませんでした。12日午後3時半ごろ高松市庵治町の和泉屋石材店の事務所から火が出ているのを隣の工場の従業員が発見し119番通報しました。この火事でプレハブ2階建ての事務所、約70平方メートルを全焼し火は約45分後に消し止められました。火事によるけが人はいませんでした。石材店によりますと事務所は休憩所などとして使っていますが出火当時は誰もいなかったということです。2階部分がよく燃えていることから消防では2階が火元とみて火事の原因を調べています。

ファジアーノ練習納め 来季へ決意と別れ
Jリーグ昇格を決めた岡山のサッカークラブ、ファジアーノ岡山が、12日、今年最後の練習を行いました。来年への決意を新たにする一方、チームを去る選手もいます。JFL参戦1年目で、いきなり4位の好成績を収め、来年からJリーグ2部、J2に挑戦するファジアーノ岡山。申し分のない1年を締めくくる今年最後の練習は、岡山市内のグラウンドで約2時間行われました。一方、選手強化を進める中で7人の選手が今シーズン限りでチームを去ることが決まっています。このうち最年長の伊藤琢矢選手は、地域リーグの時代から先月のJFL最終戦までレギュラーを務めたチームの中心選手でした。試合では、必ず、長女・妃良梨ちゃんを連れて入場した伊藤選手。最後の練習には、その妃良梨ちゃんと妻・恭子さんも訪れ、グラウンドを走る姿を目に焼き付けていました。最後は、仲間から拍手で送られた伊藤選手。J昇格の功労者の1人が静かにチームを去りました。

高松高校で第九の大合唱
2000人の歓喜の歌声が学舎に響きました。師走恒例の第九の大合唱が12日、高松市の高松高校で行われました。第九の合唱は授業や部活動で音楽を学ぶ生徒たちの発表の場として、20年前から行われています。生徒のほかに保護者や地域の人などあわせて約2000が集まり、全員で、ベートーヴェン作曲、「交響曲第9番」を合唱しました。最近は、生徒と一緒に練習に参加し、合唱に加わる地域の人も増え、2000人の心が一つになった歓喜の歌声に酔いしれていました。

シーズン到来!いぶきの里スキー場開き
ウインタースポーツの幕開けです。岡山県のトップを切って12日、新見市の「いぶきの里スキー場」がオープンしました。新見市千屋花見にあるいぶきの里スキー場は県内唯一の人工スキー場です。先月から雪づくりを進めてきた全長400メートルのコースには幅約12メートルに渡って80センチの雪が敷き詰められました。12日は、シーズンの幕開けを待ち望んでいたスキーヤーなどが思い思いのシュプールを描いては雪の感触を楽しんでいました。いぶきの里スキー場では3月下旬までのシーズン期間中、約5万人のスキー客を見込んでいます。

倉敷市の幼稚園をアルパカが訪問
繊維メーカー・クラレのテレビコマーシャルに登場しその愛くるしい姿から人気を集めている動物、アルパカが倉敷市内の幼稚園を訪れました。つぶらな瞳にすらっと長い首。倉敷市の幼稚園を訪れた2頭のアルパカ、「クラレ」ちゃんと「シナモン」くんです。繊維メーカーのクラレが事業所のある地域の子供たちに、テレビコマーシャルで人気ものとなったアルパカと親しんでもらおうと企画したものです。アルパカはペルーのアンデス山脈に生息するラクダ科の動物でコブはありませんが全身を覆う柔らかい毛が特徴です。園児たちは初めて見るアルパカに最初は恐る恐るでしたがなでたりエサをやったりして触れあっていました。クラレでは今後も全国の幼稚園などを訪問し触れあう機会を提供したいと話していました。

土庄・高松間の高速艇増便
今年9月から減便されていた高松と小豆島の土庄を結ぶ高速艇が今月16日から増便されることが決まりました。増便されるのは高松・土庄間の高速艇で今月16日から1日9便から16便に増え、減便前とほぼ同じ便数に戻ります。高速艇を運航する小豆島急行フェリーが原油価格の高騰などで今年9月、2隻あった高速艇を1隻に減らしたため便数も半分になっていました。今回の増便は地元住民の要望を受け、小豆島急行フェリーが先月、四国運輸局に申請していたもので増便にあたって低コストで運航できる小型の高速艇1隻を新たに導入しました。小型船の定員は96人で高松・土庄間を約35分間で結びます。