2008年12月13日 10時36分更新
犯罪や事故のない年末年始を迎えてもらおうと12日、知事や警察本部長らが買い物客にチラシを配りながら合同パトロールを行いました。
これは犯罪が多発する年末年始を前にJR岡山駅前の地下街で行われたもので、警察官や県の防犯担当者、それに地域の自主パトロール隊のメンバーなどおよそ180人が集まりました。
はじめに、石井知事が「安全・安心の岡山をつくっていくという目標達成に向けて、団結して犯罪抑止を呼びかけていきましょう」と挨拶したあと、合同パトロールに出発しました。
パトロールでは、石井知事や江原県警察本部長が先頭に立って買い物客や駅の利用者に対してひったくりや振り込め詐欺などの犯罪に遭わないよう、注意を呼びかけるチラシを配っていました。
警察によりますと、今年に入って11月までに、県内で起きた刑法犯の件数は2万5124件で、去年の同じ時期に比べ、8パーセント近く減っています。
しかし、これから年末までは毎年、犯罪が増える傾向にあるため、警察では街頭でのパトロール活動を強化すると共に、被害にあわないよう十分注意するよう呼びかけています。