2008年12月13日 10時34分更新
不審火が相次いでいる津山市で、きょう未明、空き家が全焼する火事があり、警察はこの建物に火の気がないことなどから、不審火とみて調べています。
きょう、午前0時すぎ、津山市横山で空き家から火が出ているのを通りがかった男性が見つけて消防に通報しました。
火はおよそ1時間後に消し止められましたが、この火事で木造瓦ぶき2階建ての空き家およそ150平方メートルが全焼しました。この火事によるけが人はありませんでした。
空き家を所有する男性によりますと、この建物はかつて、アパートとして使われ、近くにあった大学の学生が入居していたということですが、20年ほど前から誰も住んでいないということです。
警察では建物に火の気がないことから不審火と見て調べています。
現場の周辺では、ことし5月に、隣接する空きビルの1階が燃えるなど、不審火が相次いでいて、
警察や消防が夜間パトロールを行うなど警戒を強めていました。