【2008年12月12日19時23分 更新】


1.今年の漢字は「変」県民は
 (12/12 18:57)

毎年、京都の清水寺で発表される「今年の漢字」。今年は、総理大臣の交代など政治の変化や、金融情勢の変動などから、「変」の一文字に決まりました。(川野アナウンサー)「今年の漢字に選ばれたのはこちらの『変』。宮崎の人たちは、何を思い浮かべるのでしょうか」(県民は)「(これ見てどう思う?)確かにそんな感じはする。総理大臣が変わりすぎ」「激動の年とか、そういう意味合いで選んだんですかね」「変な事件は多かったですね。怖いですね」「経済状況は悪くなった。それが一番変わったこと」「ちょうど今年は、変化の年だった」県民の皆さん、それぞれに、1年を振り返っていました。「(身の回りでチェンジしたことありますか?)離婚しました」「来年、宮崎に移住してくるので、その準備で変わった」「激しい激動とか、激しいとか、動とか、そういう感じ。やっぱりサラリーマンにとっては厳しかった。(私には)充実の『充』!」(東国原知事にとって、今年の一文字は)(東国原知事)『震』という激震の震、震度、震える、という震ですね。世界同時不況、景気経済問題です。これは世界を震撼させた。今年は日本列島が、相変わらず揺れた年ではないか」


2.看護専門学校でノロウイルス食中毒
 (12/12 18:57)

三股町の看護専門学校で、学生や教職員など合わせて48人が、ノロウイルスによる食中毒に感染したことが分かりました。食中毒に感染したのは、三股町にある、都城洋香看護専門学校の学生や教職員など合わせて48人です。県によりますと、学生らは、12月8日、学校の学生食堂で昼食をとったあと、下痢や嘔吐など食中毒の症状を訴え、このうち、33人は、病院で治療を受けたということです。入院した患者はおらず、全員快方に向かっているということです。都城保健所では、調理者や患者の便から検出されたノロウイルスが、食中毒の原因物質と断定しました。このため、都城保健所は、学生食堂を、12日から4日間の営業停止処分としました。


3.ノロウィルスで感染性胃腸炎
 (12/12 18:57)

延岡市では、ノロウィルスによる、感染性胃腸炎が集団発生しました。感染したのは、延岡市内の障害福祉サービス事業所に通う未就学児や、その保護者など、あわせて15人です。県健康増進課によりますと、12月9日から11日までに、それぞれ、下痢や嘔吐などの症状を訴えて、このうち、3人から、ノロウィルスが検出されたということです。4歳の男児1人が、現在も入院していますが、全員、快方に向かっているということです。感染性胃腸炎は、例年、冬場に流行する傾向があり、県では、手洗いの徹底など注意を呼びかけています。


4.選挙区問題・16日に結論
 (12/12 18:57)

県議会の選挙区見直し問題で、公明党は、自民党と対立する3会派の意見に、同調する考えを示しました。特別委員会では、12月16日に、結論を出したいとしています。県議会の特別委員会では、議員定数を現行の45から39に、削減することについて合意していますが、選挙区の区割りをめぐっては、最大会派、自民党と社民党など3つの会派の意見が対立しています。12日の委員会では、これまで、独自の案を示していた公明党が、3会派の意見に同調する考えを示しました。これで、5つの1人区を含む、12選挙区案を主張する会派が、4つとなり、8つの1人区を含む、15選挙区案を主張する最大会派、自民党との間で、論戦が繰り広げられましたが、議論は平行線をたどりました。特別委員会では、今議会中に、意見をまとめる方針で、16日に開かれる次の委員会で、結論を出したいとしています。


5.名前不詳の放火男に求刑
 (12/12 18:57)

宮崎市で、空き家を全焼させた男に対する初公判が、宮崎地方裁判所で開かれ、検察側は、懲役6年を求刑しました。逮捕時から黙秘を続けているこの男、いまだ、名前などは明かしていません。求刑をうけたのは、名前、住所ともに不詳の男で、裁判上、宮崎北警察署留置番号203と呼ばれています。起訴状によりますと、この男は、今年8月、宮崎市堀川町の木造2階建ての空き家に火をつけ、全焼させたとして、非現住建造物等放火の罪に問われています。宮崎地裁で開かれた12日の初公判で、男は、起訴事実を全面的に認めたものの、名前や住所など、身元については、「答えられません」と、一切明かしませんでした。検察側は、男が、放火の動機について、「自殺を図るため」と主張しながら、自殺を決意した経緯は、供述を拒否していることなどから、自殺が動機だとは認定できないと指摘。また、「炎が近隣の住宅に延焼する危険性を認識していて、よく燃えるように、窓を開けて風通しを良くしたことは、悪質だ」などとして、男に対し、懲役6年を求刑しました。この男に対する判決公判は、来年1月22日に開かれます。


6.労働相談ホットライン
 (12/12 18:57)

雇用環境が厳しさを増す中、12日、「労働相談ホットライン」が実施され、雇用に関する不安や悩みが電話で寄せられました。(電話のベル)「はい、労働相談ホットラインです」「全労連」による全国一斉の「労働相談ホットライン」。県内でも、「工場から、県外への配置転換を言われたが、家庭の事情により難しい。どうすればいいか」、また、「派遣を契約途中に打ち切られた」など、深刻な相談が、次々と寄せられました。(相談を受けた担当者は)「景気が悪くなって、大量に離職や、派遣を切るとかの相談がありましたので、最近の傾向が、そのまま相談にきているなって・・かなり深刻な印象を受ける」この他、県内では、11日、12日の2日間、「連合」による電話相談も行われましたが、こちらにも、12日午後6時までに、合わせて42件の相談が寄せられたということです。


7.宮崎第一中高 恒例の強歩会
 (12/12 18:57)

宮崎第一中学と高校の生徒約1100人が、20キロの道のりを歩く恒例の強歩会に挑みました。「強歩会」は、最後までやりぬくことで意志の強さを養ってもらおうと、宮崎第一中学と高校が、毎年この時期に行っているものです。強歩会は、加江田渓谷を折り返す約20キロのコースで行われ、午前9時半、全校生徒約1100人が学校を出発しました。(生徒は)「頑張ります」「がんばるぞ」序盤、まだまだ元気一杯の生徒たちは、周りの風景や友人との会話を楽しみながら、加江田渓谷までの道のりを歩きました。(Q疲れた?)「楽しいです。おなかすきました。余裕ですね、3年目になると」一方・・・「ものすごい疲れました。(足が)もう痛いです。帰りが大変です。」生徒たちにとっては、思い出に残る一日となったようです。


8.1等米の割合・ほぼ平年並み
 (12/12 18:58)

今年、県内で生産された水稲のうち、1等米の割合は44%と、台風で不作だった去年に比べ、大幅に改善され、ほぼ平年並みとなったことが分かりました。検査を担当した宮崎農政事務所によりますと、「早期米は、台風の影響を受けなかったことから、品質が良かった一方、普通期米については、高温などの影響を受け、白濁するものもあった」としています。


9.「包丁男を確保」男性に感謝状
 (12/12 18:58)

包丁を持って、けんかをしていた男を取り押さえ、犯人逮捕に貢献したとして、延岡市の男性に、警察から感謝状が贈られました。感謝状が贈られたのは、延岡市山下町の会社員、古川精一郎さん47歳です。古川さんは、12月5日の深夜11時ごろ、延岡市の山下新天街で、包丁を持ってけんかをしている男2人を発見、そのうちの1人が、包丁を持っていたことから、男を取り押さえ、警察に通報したものです。12日は、延岡警察署で贈呈式が行われ、横山登署長から古川さんに、感謝状が贈られました。(古川精一郎さん)「一市民として、当然のことやったと思っていますけど、感謝状をいただけるのは本当に嬉しいです」包丁を持っていた男は、銃刀法違反の現行犯で逮捕されています。


9.14日号砲・青太マラソン交通規制
 (12/12 18:57)

14日、日曜日に開かれる、国際青島太平洋マラソンに伴う交通規制のお知らせです。フルマラソンは、今年から、宮崎市の中心市街地を通るコースに変更になりました。午前9時に県総合運動公園をスタートした後、折り返し地点となっている宮崎神宮までは、南バイパスや橘通りなど、ランナーの通過時間に合わせて、午後1時50分ごろにかけて、交通規制が行なわれます。日曜日に、コース周辺を通られる方は、ご注意下さい。


9.福祉施設でしめ縄づくり
 (12/12 19:23)

日南市の通所授産施設で、正月用のしめ縄づくりが始まりました。しめ縄は、日南市風田の「つよし共働センター」が、20年ほど前から行っているもので、今年は、通所生と職員約20人が作業にあたっています。通所生たちは、わらをたたいて弾力性をつけると、形を整え、きれいにしていきます。そして最後に、ウラジロやダイダイを飾りつけ、しめ縄が完成です。しめ縄は、幅35センチと55センチの2種類で、700円と1500円で販売されます。つよし共働センターのしめ縄は、丁寧なつくりが好評で、今年も、多くの注文が寄せられているということです。作業は12月26日頃まで行われ、1300個程度つくられることになっています。


9.シラスウナギ密漁で9人を摘発
 (12/12 18:57)

シラスウナギの密漁で、9人を摘発です。県と県警察本部は、シラスウナギを密猟していた、都農町川北の31歳から62歳までの男9人を、県漁業調整規則違反で摘発しました。県によりますと、男らは、県知事の許可を受けずに、10日午前1時ごろ、都農町の都農漁港近くで、それぞれ、シラスウナギを密漁していたものです。9人が密漁していたシラスウナギは、合わせて734匹にのぼります。県では、関係機関と連携して、取締りを強化する方針です。