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- 千木良 悠斗 (ちぎら ゆうと)
- ヴァンパイアロードである母と、人間の父との間に生まれたヴァンパイアハーフ。
母を早くに亡くし、叔母の瑠璃子に育てられた。
本来、次代のロードの地位を引き継ぐはずだが、ハーフである出自と、現状実権を握る伊集院の存在によりその立場は微妙。
未熟ではあるがヴァンパイア独特の人を魅了するカリスマと、母譲りの美貌を持つ。
普段の顔は、瑠璃子が理事を務める聖C女学園の社会科教師。美形であるため、女学生には人気がある。
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- 及川 亜沙香 (おいかわ あさか) CV:ダイナマイト亜美
- 学園に転校生として現れた謎の少女。
普通の学生とは思えない身のこなしに様々な知識も併せ持ち、なんらかの訓練を受けていると思われる。
悠斗をはじめヴァンパイアたちの正体を見抜き、付け狙っている。
バイセクシャルな性癖があり、かわいい女の子に心魅かれる反面、男性との恋愛的な接触は苦手。
常に張り詰めた雰囲気を纏っているが、時には少女らしい顔を見せることも。
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- 千木良 美羽 (ちぎら みわ) CV:もえはらぶり
- かつて日本のヴァンパイアの女王だった女性で、そのカリスマと魅力は、相対するものが誰も逆らえないほど。
伊集院をはじめ、多くの有力ヴァンパイアが美羽の復活を恐れ、また待ち望んでいる。
女王でありながら、己の望むままに行動する奔放で情熱的な一面を持ち、周囲の反対を押し切ってニンゲンの男と恋に落ちて悠斗を授かった。
現在は、稀代のヴァンパイアハンターと呼ばれた伴和人によって封印され、棺の中で醒めない眠りについている。
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- 千木良 瑠璃子 (ちぎら るりこ) CV:紫苑みやび
- 悠斗の叔母で美羽の妹。悠斗が教師をしている学園の理事長。
ヴァンパイア・ハーフの存在には否定的だが、それ以上にロード一族ではない伊集院が実権を握っているのが堪えられず、悠斗に味方している。
現在は伊集院に対し貢物の女を贈ったりと表面的には友好関係を結んでいるが、悠斗を一人前のヴァンパイアロードとして育て、伊集院から権力の座を奪い返そうと企む。
姉の圧倒的なカリスマと奔放さに魅かれつつも翻弄されてきた瑠璃子にとって、悠斗を自分の思い通りに育てる(=姉の分身を従える)ことは、密やかな姉への執着の表れであり、意趣返しでもある。
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- 緋口 凪紗 (ひぐち なぎさ) CV:青井美海
- 伊集院子飼いの“くのいち”ヴァンパイア。ある日、転校生として学園に現れる。
「悠斗さまを護衛し、学園に入り込んだヴァンパイアハンターを始末するために」と伊集院が送り込んできた戦士だが、実際には悠斗への監視と工作が目的。
瑠璃子はその意図を薄々見抜いているが、拒否できず渋々受け入れている。
外見に見合わず男を誘惑する術に熟達し、何度も悠斗を骨抜きにしようと試みてくる。
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- 澤野 加那子 (さわの かなこ) CV:七生みこと
- 正義感の強い学園の女性教師。
学園の教師のほとんどが瑠璃子か悠斗に魅了され眷属化している中で自分を保ち、学園の現状に強い不審を抱いている。
敬虔なクリスチャンで、胸もとにはいつも十字架が提げられている。
魅了に掛かりにくいというだけで普通の人間であるため、実力行使をされれば抵抗することはできない。
亜沙香の助手に立候補し役に立とうとするが、ヴァンパイアの恐ろしさを本質的には理解していない。
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- 浅尾 優奈 (あさお ゆうな) CV:澄白キヨカ
- 聖C学園の1年生。亜沙香を慕い、恋人のような存在になっている。
ほんわりとしたお姫様タイプで無邪気。
夢見る夢子ちゃんで、基本的に空気を読まないため、少々“アホの子”に見える言動が目立つ。
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- 八木 千尋 (やぎ ちひろ) CV:羽高なる
- 3年生で学生会会長。知的で優美。みんなの憧れで、それ相応にプライドが高い。
女学生たちの憧れを一身に集め、ファンレターを送られたり告白されたりするが、本人にレズ傾向はない。
学生会会長だけが着ることのできるブレザーを命の次に大事にしている。
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- 深町 里菜 (ふかまち りな) CV:小倉結衣
- 2年生。柔和でやや気が弱い。この学園ではそう珍しくないが、そこそこお金持ちのお嬢様。
かなり世間知らずで、理想の男性と少女漫画のようなロマンチックな恋愛をすることを夢見ている。
胸が大きく、カナヅチでまったく泳げないのが悩み。過去のトラウマで水恐怖症に陥っている。
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- 広瀬 希 (ひろせ のぞみ) CV:水瀬沙季
- 1年生。メガネっ娘で図書委員。
周囲からはかわいいと言われるにも関わらず、本人は過剰なまでに背の低さと胸の小ささを気にしてコンプレックス発言をたびたび繰り返している。
里菜と同じく世間知らずな面が強い。
男兄弟がおり、その筋から“胸が小さい女は大人の男の人は相手にしてくれない” という間違った性知識を仕入れて信じている。
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- 永川 さくら (ながかわ さくら) CV:春日アン
- 2年生。体育委員会副委員長で、水泳部のエース。八木千尋とはルームメイト。
水泳で常に肉体を鍛え上げているためか、性格は誇り高く気が強い。
人気者の悠斗を「顔はいいけど、なんかうさんくさい」と警戒している数少ない女学生。
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- 風間 花音 (かざま かのん) CV:もえはらぶり
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2年生。前作『必殺痴漢人』のメインヒロイン。
バトントワリング部の花形。
パラレルワールド的存在であるため性格などはそのままだが、痴漢人の世界観や立場は引き継いで居ない。
典型的な優等生で学業成績は良いが、判断力は弱くすぐ状況に流される。
おとなしく、恋愛にも奥手。
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- 三沢 彩乃 (みさわ あやの) CV:櫻井ありす
- 2年生。花音の親友で同じくバトントワリング部の花形。
大人しい花音に比べると性格が軽く、図々しい。
快楽に非常に弱く、性行為にも積極的。
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- 伊集院 勝治 (いじゅういん かつじ)
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表向きの顔は民自党の有力政治家。正体は美羽亡き後、日本のヴァンパイアたちのまとめ役を勤めるヴァンパイア。
もともと日本のヴァンパイアでは有力な一族の出身だったが、ロードである美羽が消えたことで幅をきかせるようになった。
悠斗を王位に就かせるべきという声もヴァンパイア社会の中からは少なからずあるが、巧みな政治力でそれを封殺。形だけはロード一族への敬意を示しながら、貢物に学園の美少女を要求するなど着々と権力の座を固めている。
権力欲と性欲が強く、すでに巨大なハーレムを持っているにも関わらず、さらに方々から美少女をコレクションしている。
女王・美羽のことだけは心底畏怖し、その復活を恐れ、もし復活の日が訪れるなら自分は足元にひれ伏さずには居られないだろうと一抹の不安を感じている。
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