ヴェルディのしわざなのだ。

　本日は甲府の練習取材へ。
練習場につくと、記者の方、サポーターの方、チームスタッフの方が励ましてくれました。「いしかわさん、凹んでるんだろうな」と心配してくれていたそうです。今日の安間監督の囲み取材も、第一声が「なんでヴェルディが落ちてしまったんですか？」でしたからね。心配かけて申し訳ないですねぇ。中には「来年も担当できるんですか」と僕のエルゴラ去就問題にまで心配してくれる方までいましたけどね（笑）。

　ただすでに別の問題に目を向けなければならない状況になっているので、「降格」という傷口は自分の心の中で少しずつかさぶたができているつもりです。まぁ、最近は毎日そんなギザギザハートってことです（よくわからん）。

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　宮坂選手が９日に更新したブログが物議を醸し出しているようです。昨日のエントリーでは、膝の状態が悪くてサッカーが続けられないとことも告白している。

http://supportista.jp/news/2352

　入団してこの2年間、宮坂選手はトップの試合に出ることがなかったので、彼との思い出は、クラブハウスでの会話がほとんどだ。初めて話しかけたときの第一声は、確か「『肥後もっこす』のもっこすてどういう意味なんですか？」だったと思う（笑）。その一年目は・・・練習でラモスさんによく「それでもプロか！サッカーやめろ！」と怒鳴られてましたねぇ。選手はたぶん全員言われていたと思うけど（笑）。

　二年目に向けては、今年の開幕前、オフィシャルイヤーブック用の取材で話を聞くと、「去年は体作りに力を入れていたので、今年は試合に出れるように頑張りたい」と意気込みを語ってくれていた。

　でも残念ながら、トップの試合に出ることもなく、それどころか、練習に参加している姿を見る機会も激減した。夏には半月版の手術もしていたはず。秋ぐらいにクラブハウスで見かけたときに状態を聞くと、膝の手術を終えて、今はリハビリしながら別メニューでトレーニングしていると言ってた。ただサテライトリーグに帯同しても、試合にはユースの選手が出場していたこともあったから、残念ながら、プロでやっていくレベルには達していなかったということなのだろう。それは本人も感じ取っていたようで、自分が全体練習に参加すると、チームメイトの足手まといになると思ったので、シーズン終盤は監督に断って別メニューを選んでいたと聞いています。

　そうそう。
宮坂選手とは、サポーターズクラブ会報誌の企画で、一緒に高円寺の古着屋めぐりをしたことがある。ご覧のとおりのルックスなので、「ヴェルディの選手です」と紹介すると、「モデルじゃないんですか？」と、どの店長さんもビックリしてた。

　帰りは、中央線に乗って途中まで二人で帰ったのだけど、「文章を書くのって大変ですか」と聞かれたので、「超大変だよ。プロのサッカー選手って大変？」とか、たわいもない会話をしたりした。掴みどころがなくてちょっと不思議な子だったけど、おっとりしていて意外と面白かった。

＜そのときの宮坂選手のブログ＞
http://ameblo.jp/miyasaka-sho/entry-10092709943.html

　今週の月曜日、荷物をまとめてクラブハウスを出る宮坂選手の姿がありました。最後の別れになりそうだったけど、「今週、まだいますか」と一応聞いたら、「また来ます」と答えてくれたので、「さよなら」ではなく「お疲れさま」と言って別れた。でも昨日（水曜日）、チームスタッフに聞いたら、翌日の火曜日が最後だったそうだ・・・そっか、残念。

　またどこかで会えるといいな、と思う。

　さてと。
柱谷監督の退任と今回のサポーター抗議の件についてガッチリとしたコラムをエルゴラに書くはずだったけど、実は紙面の都合上、少ない文字しかもらえなかった。

　「もっとスペースもらえないですかねぇ」と掛け合ってみたら、「来週でよければ、もっとスペース確保できますけど・・・」と言ってもらえたけど、それでは旬を過ぎてしまう。しかも水曜日のエルゴラに「１２日に掲載します」と予告してあるので、その日のランドで会ったサポーターから「金曜号、楽しみにしてますよ」とやたら声をかけられましたから。それを延期しては読者に申し訳ない。

　いろいろ苦慮した末、削りに削って最低限の最小限の情報を盛り込んで書きました。例えて言うなら、平均台の上で新体操を踊ってるようなギリギリ感でした（踊ったことないけど）。そんな記事ですけど、もしよろしければ130円出して買ってもらえると幸いです。

あー、今日はめっちゃ文字書いたわ。