H&Mが入る商業ビル
スウェーデンの衣料品大手「H&M」が10年春に、大阪・心斎橋に出店する。日本では東京以外への出店が決まるのは初めて。低価格の一方でデザイン性に優れている点が受けて、今秋、オープンした銀座の1号店や原宿の2号店は連日、盛況が続いており、関西でも話題になりそうだ。
心斎橋店は、丸紅が「KPOキリンプラザ大阪」跡地で09年秋の開業を目指して建設を進めている地上7階建ての商業ビル「Luz Shinsaibashi(ラズ心斎橋)」に入る。H&Mは1〜3階を売り場として使う。売り場面積は約千平方メートルで、銀座店とほぼ同じ規模となる。
H&Mは世界33カ国で約1700店を展開。来年秋には東京で渋谷と新宿に新規出店を予定している。