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中日新聞社に275万円賠償命令 「あるある大事典」報道めぐり

 情報番組「発掘!あるある大事典2」の納豆ダイエットのデータねつ造問題に絡み、コレステロールを取り上げた別の回でも虚偽があったと報じた記事で信用が傷ついたとして、東京都内の番組制作会社が中日新聞社に約2300万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が12日、東京地裁であった。笠井勝彦裁判長は「十分な取材とはいえない」として中日新聞社に275万円の支払いを命じた。

 訴えていたのは番組制作に参加した「ジャンプコーポレーション」(港区)。

 問題となったのは中日新聞社発行の東京新聞が2007年1月31日付朝刊で報じた「手のひら判定もウソ」などと題する記事。番組に出演した教授に取材して「虚偽だったとみられる」と報じたが、笠井裁判長は「他の医師のセカンドオピニオンを得ておらず、十分な取材とはいえない」と指摘した。(21:01)

社会 | おくやみ