2008年12月12日    中国語版日本版
更新時間:11:17 Dec 12 2008

人民網の日本進出 中日メディアの交流が活発に

あいさつを行う人民網の何加正総裁。(撮影雷声)

 人民網日本株式会社の創立記念パーティーが11日午後6時半、帝国ホテル東京で開かれた。

 人民日報社の張研農社長が出席し、「人民網は中日間のニュース配信を非常に重視してきた。1997年に日本にミラーサイトを開設、1998年12月1日には人民網日本語版を正式にスタート、中国メディアの中ではいち早く立ち上げた、影響力の最も大きい日本語版ウェブサイトとなった。人民網日本株式会社の創立によって中国の権威あるウェブメディアによる中日の情報配信が強化されるだけでなく、従来のネット上での情報配信からその他の分野にまで交流を広げ、より深いところから中日両国の友好交流と互恵協力を進めることができるようになる」とあいさつした。

 人民網の何加正総裁は「人民網は海外進出を果たした初の中国の主流ニュースサイトとなった。今後人民網は日本の現地でウェブメディアの優位性をさらに発揮して、各界との協力を展開し、より多元化された中日交流の参加型サイトを日本の皆さんに提供していきたい」と述べた。

 また、二階俊博経済産業大臣が人民網日本株式会社創立を祝う祝電を寄せた。

 野田毅衆議院議員はあいさつの中で、「インターネットの著しい発展に合わせて、人民網日本株式会社が創立された。ウェブメディアが日中友好関係により大きな役割を発揮することを願う」と述べた。

 日本国際貿易促進協会の中田慶雄前理事長は、「1953年からずっと『人民日報』を自費で購読している。わたしは『人民日報』の学生だ。人民網日本株式会社の創立によって中日両国メディアの交流と民間の往来がいっそう深まってほしい」とユーモアを込めてスピーチした。

 創立記念パーティーには、自見庄三郎参議院議員ら日本の政界、経済界、民間友好団体のほか、朝日新聞、NHK(日本放送協会)など日本の主流メディアおよび在日本中国大使館職員、在日華人団体代表、在日中国メディアの記者ら100人余りの来賓が出席した。

 パーティーは人民網の廖副総裁の司会で進められた。人民網日本株式会社の張善菊社長は来賓に感謝の言葉を述べ、「日本の同業者とともに中日両国のメディア交流にたゆまぬ努力を捧げていきたい」とあいさつした。(編集KA)

 「人民網日本語版」2008年12月12日

 

来賓に人民網日本株式会社の張善菊社長(左)を紹介する何加正総裁。(撮影雷声)
あいさつを行う日本国際貿易促進協会の中田慶雄前理事長。(撮影雷声)
中田慶雄前理事長と張研農社長。(撮影雷声)
あいさつを行う衆議院議員の自見庄三郎元郵政大臣。(撮影雷声)
司会進行を務める人民網の廖副総裁と通訳の付穎さん。(撮影雷声)
関連記事
  評 論
  中国メディアが見る日本 
  おすすめ特集
<一週刊>北京の売れ残り女性50万人超
北京のグルメ情報
【特集】第12回中日経済シンポジウム
【特集】胡錦濤総書記、人民日報社を視察
【中国通】中国の世界遺産ーー峨眉山と楽山の大仏
【改革開放30周年】中国の改革開放における経済成長

一覧へ


地方情報

北京|天津|上海|重慶|吉林|遼寧|河北|山西|山東|河南|江蘇|浙江|安徽|福建|江西|湖北|湖南|広東|広西|海南|四川|貴州|雲南|西蔵|青海|陝西|甘粛|寧夏|新疆|香港|澳門|台湾|黒竜江|内蒙古