1960年(昭和35年)
群馬県多野郡吉井町生まれ
清水幼稚園卒園(現清水坂保育園)
吉井町立吉井小学校卒
吉井町立吉井中学校卒(野球部所属)
群馬県立富岡高校卒(硬式野球部所属)
國學院大学文学部卒
予備校勤務
1995年~2006年
衆議院議員 金田 誠一 秘書
公設第一秘書、政策担当秘書 歴任
2007年4月 群馬県議会議員
多野郡選挙区(吉井町・神流町・上野村)より初当選
群馬県議会 所属委員会
◦ 環境・農林常任委員会
◦ 地域活性化対策特別委員会
◦ 県有地等の取得・処分に関する特別委員会
◦ 議会改革検討委員会
リベラル群馬 群馬県議会議員
角倉邦良事務所
〒370-2132
多野郡吉井町吉井547-3
サトカンビル3F
℡ 027-387-1432
本日 : 86 / 昨日 : 118
December 2008 (12)
November 2008 (30)
October 2008 (31)
September 2008 (30)
August 2008 (31)
July 2008 (31)
June 2008 (28)
May 2008 (1)
2008.12.12 県議会 環境・農林委員会質疑
2008.12.11 ガソリン1ℓ100円切り? エネルギー危機 のりこえるために。
2008.12.10 大沢幸一県議 本会議質疑
2008.12.9 岩上憲司県議 本会議質疑。 -15歳までの医療費無料化-
2008.12.8 加藤周一氏追悼。- 透明な知性 - 12月8日に寄せて。
2008.12.7 東京・神田淡路町2丁目の解体。
2008.12.6 職業としての政治 -今、県議会議員として-
2008.12.5 吉井町企業訪問 -中小企業支援を今こそ-
2008.12.4 国道462号 保美濃山~坂原 改良事業視察
2008.12.3 リベラル群馬 2009年度予算要望 大澤知事に提出
2008.8.10 「新たな多数派の形成をめざす上野村シンポジウム」 (1)
08/08/11 from 新たな多数派の形成をめざす上野村シンポジウム 第1回
2008.12.12 県議会 環境・農林委員会質疑
昨日は、県議会環境・農林委員会が開催されました。
私は7点について質しました。
(1)群馬の廃棄物行政をどのようにすすめていくのか。
神流町旧万場地区の産廃施設建設にあらためて反対することを明らかにしつつ、
① 県の産廃処理能力がどの程度あるのか。
② 産廃、ゴミ問題は県民ひとりひとりに突き付けられた問題であり、過疎地域に産廃、ゴミを押し付けてはならないという観点から、全県民的な論議を県の主導でするべき。
③ 資源循環型行政を県と市町村が連携し、すすめるべき。
と質しました。
(2)保安林改良、保育事業などの入札のあり方と、強い群馬の林業づくりにむけて質しました。
(3)コンビニ等24時間深夜営業の規制に関連して、地球温暖化防止条例に県と業者の自主的規制が可能になる協定を入れるべきと質しました。
(4)BDFなど、群馬新エネルギー詳細ビジョンの具体化、実行について。
(5)5億円事業といわれる全国育樹祭の開催の意義と、事業の大胆な簡素化を強く要望。
(6)群馬の農畜産物の消費、販売の拡大にむけて、Gブランドの果たした役割と、ポストGブランドにむけ、県の新たなブランド化にむけた施策の展開について質す。
さらに、農業者が食べていける農業づくりにむけて、生産、加工、流通の一体化をすすめるための施策展開について質しました。
(7)群馬の養蚕を守っていくために、知事のトップセールスを強く要望。
富岡製糸場の世界遺産登録実現にむけて、動態保存という観点からも群馬の養蚕を守っていくことが、極めて重要と強調しました。
夜は、若手県議会議員交流会。
2008.12.11 ガソリン1ℓ100円切り? エネルギー危機 のりこえるために。
県内のガソリン価格が大きく低下しつつあります。吉井町内においても1ℓ107円を掲示するガソリンスタンドもある。報道によれば1ℓ100円を切ったスタンドもあるという。
ついこの間までは1ℓ180円を超える時もあったわけですから、現在のこの状況は文字通りジェットコースターに乗っているようなガソリン価格の変動でありました。
しかしガソリン価格が下落したからといって、エネルギー危機をのりこえたわけではありません。
飯田哲也NPO法人環境エネルギー政策研究所長は12月8日の日本農業新聞で、石油はいつかなくなる。
「ピークオイル」と呼ばれる石油生産の限界が現実のリスクとして浮上している。「エネルギー危機」は、根底からのエネルギー転換を必要としていると指摘しています。
その上で飯田さんは、自然エネルギー経済へ大転換すべき、とりわけ太陽エネルギーだけでも人類が利用しているエネルギーの1万倍もの豊富な量がある。
このことは自然現象の中で、資源がほぼ永続的に再生され、クリーンで枯渇しないことが最大のメリットと強調しています。
ここに投資を集中すべきである。自然エネルギーへの投資は世界全体で15兆円になっており、最大の成長産業になりうる。
そして雇用も何千万人にもなり、「グリーン雇用」を生み出すことが可能と主張しています。
日本は世界の自然エネルギーの先頭に立つべきです。文明史的な大転換であるガソリンの終焉を見据えて、地球環境保護、クリーンな日本、世界をつくる時が来た。
群馬県は自然エネルギーの宝庫です。私は県議会の場で、太陽、バイオマスエネルギーの推進をしていきます。
昨日は環境・農林委員会での質問の最終調整。午後はリベラル群馬議員団会議。
2008.12.10 大沢幸一県議 本会議質疑
妻が「若年認知症」になりました 限りなき優しさでアルツハイマー病の妻・正子と生きる
著・大沢幸一 2008年12月 出版・講談社
本会議2日目、わがリベラル群馬から大沢県議が質疑。
おつれあいが認知症であることをふまえ、介護の当事者として思いのこもった聞きごたえのある質疑となりました。(大沢県議の記事・毎日jp)
介護システムの確立にむけて、
① 11月11日(介護の日)について
② 介護職の現状と問題点について
③ 持続可能な介護福祉士をはじめとする介護職の確保、及び処遇改善について
④ 人材育成について
⑤ 民家を活用した小規模介護の推進について
⑥ 認知症サポーター100万人キャラバンの推進について
など、多岐にわたりました。
高齢化社会に突入する群馬県内の問題点が浮き彫りになりました。
昨日は本会議開会前に、産文大ホールで行われた、吉井町立吉井幼稚園のお楽しみ会を少しだけ見学させていただきました。子供たちはやっぱりかわいいです。
金子一郎県議(前橋・勢多選挙区)がお亡くなりになりました。59歳の若さでした。
小林義康さん、金子泰造さん、そして金子一郎さんと、3人もの県議がお亡くなりになってしまった。
政治家というのは、想像以上の激務であることをあらためて感じています。心よりご冥福をお祈りします。
夜は前橋市内で、群馬の今の危機を共有するみなさんとの懇親会。
日本の政治、群馬の政治・経済について、それぞれの危機感を改めて共有し今こそ行動することが必要との認識で一致しました。
2008.12.9 岩上憲司県議 本会議質疑。 -15歳までの医療費無料化-
昨日より12月定例会本会議での質疑が本格化し、リベラル群馬の共同代表である岩上県議がトップバッターとして登壇し質疑。
質疑の焦点は15歳までの子供の医療費無料化について。大澤知事がマニフェストの中にもった重点政策です。(大澤知事マニフェスト.pdf)
私も昨年9月の定例会本会議において、大澤知事に対して質しました。
マニフェストは県民との約束であり、群馬県の政治風土にマニフェストという政治文化が根付くかどうか、大澤知事の決断は注目されるところです。
その一方で知事はプライマリーバランスの堅持を掲げており、景気悪化などにより税収の大幅減が予測される中で厳しい判断を迫られています。
知事は岩上県議に対して、市町村長との話しあいをすすめ、実施にむけて努力していきたいとの主旨の答弁を行いました。
プライマリーバランスの堅持、15歳までの医療費無料化について知事の対応次第で大きな政治問題化することは間違いありません。
引き続き、強い問題意識を持ってこの問題を注視していきます。
本会議終了後、質疑に関するレク。
夜は後援会役員会。
2008.12.8 加藤周一氏追悼。- 透明な知性 - 12月8日に寄せて。
戦後最後の知識人とでもいうべき加藤周一氏が12月5日お亡くなりになられた。加藤氏は文学者であり、医者でもあった。
初めてその著作を読ませていただいたのは、「日本文学史序説」。学生時代に文学部に所属し、戦後文学を専攻としていたので、とりあえずの勉強をということで買ってみた。
正直難しかった。「序説も俺は理解できないのか」と落ち込んだものでした。
その後、政治、社会、文化などの評論を読ませていただいた。とりわけ、朝日新聞に連載していた「山中人閒話」(さんちゅうじんかんわ)「夕陽妄語」(せきようもうご)は必読であった。
私の言葉でいえば、「透明な知性」としかいいようのない加藤さんの言葉。
70年代学生叛乱の象徴の東大全共闘の議長で物理学徒であった山本義隆氏の「知性の叛乱」という著作があった。
東大という権威に真っ向から叛乱し、敗北した東大闘争がなぜ闘われたのかを書かれた本。「知性」というと高みから物を見ている、分析的であるなど冷たい感じがするが、山本氏の「知性の叛乱」の知性は、自らをも切り裂き、切り裂くことで変革のエネルギーを生み出す攻撃的知性。
加藤氏の「透明な知性」は共感の知性、人間が生きるための普遍的な知性だったのでは?
日本が豊かになり、情報化、専門化がすすむ中で知識人という言葉が終焉した今、政治学者の故丸山眞男氏とならぶ大知識人であったことは誰もが認めることである。
今日12月8日は、日本が無謀な戦争、日米開戦に突入した日です。「透明な知性」の対極にある戦争という非論理に論理的に反対してきた加藤氏。
2000年以降急速に進んだ日本の右傾化。憲法9条改憲の動き、イラク戦争への自衛隊派兵、北朝鮮の日本人拉致、核開発などによる対外関係の緊張化などに危機感を抱いた加藤氏は「九条の会」の呼びかけ人になったりした。
現職の航空自衛隊の幕僚長だった、田母神氏の「日本は侵略戦争などはしていない」という、とんでもない論文をどのように受け止めていたのか。
加藤氏を最後に私が直接お見かけしたのは、昨年8月の作家の小田実さんの告別式でした。加藤氏は小田さんへのお別れの弔辞を読み上げておられました。
小田さん、筑紫哲也さん、そして加藤氏。日本のリベラルの巨星がまた落ちてしまった。しかし、その志は継承されていく。「精神のリレー」は続いていく。
昨日は民主党参議院政審会長、福山哲郎参議院議員の講演会があるというので熊谷市へ。
民主党の緊急経済対策、政権交代への展望についてのお話しをいただきました。
私が国会議員秘書時代に自然エネルギー促進法づくりで福山さんには大変おせわになりました。今は民主党の政策責任者と大活躍です。
終了後、政局の動向、選挙情勢についてじっくりと意見交換させていただきました。
麻生内閣の支持率、各新聞で大急落。赤信号が灯った。