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【芸能・社会】団十郎「象引」で復帰2008年12月12日 紙面から 7月に白血病に伴う貧血治療として妹から造血幹細胞移植を受け、血液型がA型からO型に変わった歌舞伎俳優市川団十郎(62)が「象引」などで歌舞伎に復帰する、国立劇場初春歌舞伎公演(2009年1月3−27日)の製作発表が11日、東京・銀座のコートヤード・マリオット銀座東武ホテルであった。 団十郎は張りのある声で「免疫拒否反応は予想がつかないが、経過は良好でリハビリを続けた結果復帰できるようになった」と報告。「血液型が変わって演技は変わったか?」との質問には「1月の舞台でA型の舞台とO型の舞台が違うということを感じてほしい」とユーモアを交えて答えた。 長男の市川海老蔵(30)は同時期に新橋演舞場で歌舞伎公演。「一緒に出たかったという思いもあるが、劇場が違えば親子といえどライバル」とした。 国立劇場公演には、中村芝翫(80)、坂東三津五郎(52)、中村福助(48)、中村橋之助(43)も出演する。
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