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 更新時間: 2008年12月11日21:02:06

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「民意問いたい」 高校誘致が市長の辞職騒動に

一つの高校をめぐる問題が市長の辞職に発展しました。岐阜市の細江市長は、市立岐阜商業高校の存続問題をめぐり、「民意を問いたい」と辞職願を提出しました。

午後2時。急きょ開かれた会見で、細江市長はこう切り出した。「市長の職を辞して、選挙を通じ民意を問う」。時はさかのぼり11日の正午すぎ。市議会の本会議で、市立岐阜商業高校を当面存続させることを求める請願が、賛成多数で採択された。同時に、退けられたのは立命館を誘致する請願。市長肝いりの計画がとん挫した瞬間だった。市立岐阜商業高校は2008年の夏、4度目の甲子園出場を果たし、初勝利を上げた。文化の日には、「市岐商デパート」と称して、生徒が商品の仕入れから販売までを手がけるなど、ユニークな教育でも知られる。だが校舎の老朽化が進み、新たな財政負担が予想されることなどから、市の教育委員会は廃止の方針を決めた。2年前には、京都の学校法人「立命館」が、在校生などを引き継ぎ中高一貫校をつくる計画を提案。限られた財源を義務教育に集中させたい市長と思惑が一致した。だが、立命館ありきで話が進められた経緯や、市の財産をただで譲り渡すことなどを問題視した市議らが猛反発。教育問題はいつしか政争の火種となった。そして11日、議会は高校の「存続」を求める請願を採択。立命館誘致の請願は採択されなかった。閉会後、すぐさま市長は動いた。自らの進退という、大きな賭けに出た細江茂光市長。近く行われる出直し選挙で、市民はどのような結論を下すのか。

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