2008年12月11日 21時0分更新
県内でお年寄りの交通事故が多発しているのを受けて、津山市では65歳以上の現役のドライバーを対象にした安全運転の実技講習会が、開かれました。
この講習会は、美咲町の交通安全対策協議会などが町内に住む高齢者に呼びかけて津山市の自動車学校で開いたもので、81歳までの現役ドライバー24人が参加しました。
最初に、美咲警察署の赤田充生交通課長が「年をとるとどうしても反応が遅くなるので早め早めの運転動作を心がけるようにしてください」と説明しました。
このあと、自動車学校の教官と一緒に教習車に乗ってコースを走り、交差点では左右をよく見ることなど、基本を改めて確認していました。
岡山県内では今年に入って交通事故で死亡した人のうち、65歳以上の高齢者の割合が、およそ60%と過去10年で最悪の数字になっていて、警察では今後もお年寄りの事故防止に力をいれることにしています。