岡山放送局

2008年12月11日 21時0分更新

雇用相談ダイヤル


景気の悪化にともなって契約を打ち切られ、仕事を失う労働者が急増しているのを受けて、労働団体の連合は11日から全国一斉に電話相談を行っています。

この電話相談は、連合が11日と12日の2日間、全国一斉に行っているもので、県内では岡山市の「連合岡山」の事務所で2人の職員が相談の受け付けを行っています。

このうち、倉敷市の大手自動車メーカーに先月まで契約社員として勤めていたという20代の男性の相談では「3か月の契約でその後も継続して契約してもらえると思っていたが、契約が更新がされず困っている」と話していました。

また、食品関連の企業に勤める50代の正社員の男性からは「業績悪化を理由に突然、今月末での解雇を言い渡され、どうすればいいかわからない」といった相談が寄せられました。

これに対して相談員は、不当な解雇の場合は労働基準監督署に訴えて解雇の撤回を求めることができることや、ハローワークに臨時の相談所が設置されていて、新しい就職先を探すのに生かしてほしいなどと答えていました。

この電話相談は、12日まで午前10時から午後7時まで受け付けています。

電話番号は0120−154−052です。