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鹿屋の夜間・休日医療 深夜急患限定を09年度も継続
市医師会決定
(2008 12/12 07:26)
 鹿屋市医師会(池田徹会長、133人)は10日、臨時総会を開き、受診者の急増や医師不足で午後11時以降は急患に限定した受け入れを試行してきた夜間・休日医療体制について、2009年4月からも1年間継続することを決めた。
 同市は01年、毎日の時間外小児救急で一次医療を内科、小児科の開業当番医、二次医療を鹿屋医療センターが担う「鹿屋方式」を導入。しかし、救急以外の受診が95%を占め、同市外の受診者が4000人を超えるなど、医療機関側の負担が急増したため、今年4月から急患に限定した受け入れを試行した。
 その結果、市医師会によると、前年同期比で午後11時までの夜間受診者が約700人、同11時以降の深夜帯は約500人減り、急患以外の時間外受診が減る傾向。急患限定による苦情やトラブルもないという。
 池田会長は「市報、町報など啓発活動の効果も含めて冷静に受け止めてもらえた。住民に地域医療の窮状が理解されたことの表れ。当番医を続けていくための環境づくりをお願いしたい」と話している。
 

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