« 頑張れ! 工作員 | メイン | フェラーリのバンコク工場 »

2008/12/12

アマゾンでコトバ狩り

えーと、さる筋からのタレコミなんだが、
Amazonの暴挙について、です。といっても、先月の支払いが何日間か遅れたとか、そんなミミッチイ話ではない。いや、確かに先月は遅れたんだがw で、エロ漫画家さんという商売の人たちがおりまして。最近では自分でサイト開いて、宣伝と小遣い稼ぎ兼ねてAmazonのアフィリエイト貼ってる場合もあるわけだ。ところが、



「自分のブログでアフィリエイト契約もしていた僕の単行本が、アマゾンジャパンから表紙画像もろとも削除されている。
アマゾンに問い合わせたら『出版社さん側の都合です』って答えられた。どうなってるの?」
さる版元に、そういう問い合わせがあったわけだ。何も知らない版元が驚いてAmazonに問い合わせてみると、「12月よりamazon全グループ的に下記の基準が動いておりそれに抵触したもよう」という返事が届いた。下記の基準というのはコレです。
Amazon.co.jpでは既に取り扱いを禁止している児童ポルノを想起させる商品に加え、以下に該当するようなアダルト商品の取り扱いを、今後中止することにいたします。また発見した場合は直ちにカタログの削除を行います。
・違法性、残虐、虐待をテーマにした商品、または著しく嫌悪感を催すような商品
―「残虐表現」「ドラッグ」「鬼畜系」「食糞」「獣姦」等の残虐表現を含むもの
また商品登録の際に下記の文言を「キーワード」に登録することを禁じます。
―「レイプ」「強姦」「輪姦」「暴行」「乱暴」「凌辱」「虐待」「残虐」「食糞」「獣姦」「ドラッグ」「鬼畜」その他著しく残虐または嫌悪感を催すような表現
上記に該当する商品の登録や、キーワードの登録があった場合は商品を削除させていただき、また削除にも拘わらず同じ商品を再度登録されたり、禁止されたキーワードを再度登録されたりといった状況がある場合、今後の取引をお断りすることもございますので、予めご了承くださいませ。
とりあえずおいらの写真集はまだ削除されてないようなんだが、
雛乙女 ヒ・ナ・オ・ト・メ 藍沢ゆうな写真集 雛乙女 ヒ・ナ・オ・ト・メ 藍沢ゆうな写真集
価格:¥ 2,100(税込)
発売日:2004-07-20
「少女」とか「セーラー服」とか、そういう月並みなキーワードをタイトルに使ってないからね。これが「お雛さまとセーラー服」とか「春の少女」とかいうベタなタイトルだったらとっくに削除されていたかも知れない。

で、話はAmazonだけじゃないわけです。コンビニ配本の漫画誌の版元に対して、東京都の係官が各社ごとに随時呼び出しを行い、簡単に言うと20年以上前の表現規制に戻すよう「指導」を行っているという情報もあり、そのくせ、清和会がバックにいるらしい「DMM」といった半島系の流通は「ビデ倫検挙」以来、ますますのびのびしているとも言われているわけで、たかがエロとはいえ、利権を巡って色々とあるようで、そんな事しているうちに、読者はどんどん離反してネットに流れて行っちゃうんだけどね。あげく、海外サーバーで税金も払わない業者だけがネットでウハウハで、由緒正しき国産のポルノグラフィーは絶滅してもいいのか? まぁ、政治家的には、清和会の息のかかった業者だけが生き残ればそれでいいのかも知れないが、
エロ規制の目的は特定勢力の金儲け、だというのは覚えておいた方がいいだろう。Amazonで零細なエロ本屋をいじめて誰が得をするのか、まぁ、裏で色々あるわけです。

コメント

なんだか生きにくい世の中ですね。

当局の動きはいつもカネなんだよ。だから話が今一納得出来ない。住基法もそう、盗聴法もそう、地デジは最たるもの。基地問題もそう、思いやり予算もそう。カネの話でなんでも早わかり。法案審議も誰がいくら儲けるかでしかない。歌舞伎町浄化もそう。新宿二丁目の浄化もそう。
古い話だが、西新宿六丁目の地上げは、地元住民には、行政がヤクザと組んだと理解されております。

エロ小説が結構好きで、マドンナ文庫とかフランス文庫とかを、たまにネット通販で買っていたのですが、最初に規制がかかったのがセブンアンドワイで、今まで買えていたタイトルが買えなくなりました。
(何でセブンアンドワイかと言うと、セブンイレブン受け取りができるから使っていたのですが)
仕方がないので、今は楽天ブックスで購入して、ファミリーマート受け取りにしています。
アマゾンも最近はコンビニ受け取りができるようですが、近くにローソンは無いので利用しようと思わないですね。

また清和会か
もう破防法指定か国外追放でいいよ

コメントを投稿

コメントはエントリー投稿者が承認するまで表示されません。