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登録台数が2万台超に/かわさきエコドライブ宣言/地球環境に優しい運転を
- 経済
- 2008/12/10
川崎市内の運送事業者や市民ドライバーを対象とした「かわさきエコドライブ宣言」の登録台数が二万台を超えた。同市や業界団体などがつくる「かわさきエコドライブ推進協議会」が二〇〇七年から提唱する活動。市環境局は「環境に優しい車の運転方法が市民に理解されつつある」と話している。
エコドライブは、アイドリングストップやエンジンブレーキの活用、加減速の少ない運転など環境負荷を少なくさせる車の運転方法。自動車の排出ガスに含まれる大気汚染物質や二酸化炭素(CO2)を減らすと同時に、燃料費の節約になる。丁寧な運転は交通安全にもつながる。
阿部孝夫川崎市長らが〇七年三月にエコドライブ宣言を発表。併せて賛同者の登録制度を始めており十一月末で登録台数は二万十一台に。事業者は五百十五社、個人ドライバーは七千二百九人となった。
最新型のトラックや乗用車はさまざまな環境対策が施されているが、不況下で車の買い替えを控える動きが加速している。市交通環境対策課は「市民ぐるみでエコドライブを心掛けることで、市民が暮らす環境を守っていきたい」と呼び掛けている。
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