でももう泣かない
だっていつまでも心の中に居てくれるって
約束してくれたから
今日の青空に浮かぶ飛行機雲は
私の未来を照らしているようだった
久しぶりに見た夕焼けは
とても切なくて
泣きたくなったけれど
もう未来は来てくれないって分かっている
なのにどうして待っているんだろう
そんな自分が情けなくなる
待つことなんてできないはずの自分
いつまで待てばいいんだろう
早く誰かの元に飛びつきたい
心が逸りだしている
でも迷惑だけはかけたくない
だから私は行かない
行かずに見守る事だってできるから
再会
やっと会えたね
待たせてしまってごめんね
会えたけど
もう行かなきゃならないんだ
きっとまたすぐに会えるようになるよ
だって君は幸せだって
言ってくれたから
もう大丈夫だって信じているよ
会えたのに行かなきゃならないのは
心苦しいけど
立ち止まっているわけには行かなくて
君に悲しい思いをさせられない
それだけなんだ
だから長くはいられない
君がいつか本当の幸せを掴むまで
見守っている
それは約束する
卒業なんてしなくていいよ
卒業するほど大人になることはない
いつまでも君の心の中に
眠らせて欲しい