鳴門の中学臨時教員、飲酒運転の車に同乗 東署が書類送検 2008/12/11 11:02
徳島県内で教員の不祥事が相次ぐ中、鳴門市内の市立中学校の男性臨時教員(24)=同市在住=が、酒を飲んだ友人の運転する車に乗ったとして、道交法違反(同乗罪)の疑いで十日、徳島東署から徳島地検に書類送検された。
関係者によると、臨時教員は十一月二十三日午前四時すぎ、徳島市富田浜の市道で、友人の鳴門市内の男性会社員(24)=道交法違反容疑で検挙=が酒気帯び運転することを知りながら同乗した疑い。臨時教員は車に乗るまで、この会社員と徳島市内で酒を飲んでいたという。
同所で検問していた東署員に会社員が飲酒運転で検挙され、臨時教員も同乗罪の疑いで任意で事情を聴かれていた。
教職員の相次ぐ不祥事の防止に向け、県教委は九日に「教職員不祥事再発防止対策会議」からの報告書の提出を受けたばかり。楠目聖教職員課長は「教職員が一丸となって失われた信頼回復に取り組んでいる中、大変遺憾なことと重く受け止めている」とし、「事実関係について市教委の詳細な報告を待って厳正に対処したい」と話した。
◎小松島市職員が当て逃げ 区検に書類送検
小松島署は十日、自動車運転過失傷害と道交法違反(事故不申告)の疑いで、阿南市内の小松島市役所産業建設部の男性職員(34)を徳島区検に書類送検した。
調べでは、職員は乗用車で通勤中の十一月七日朝、小松島市立江町の国道交差点手前で進路変更した際、信号が変わったため停止した前方の乗用車に接触したにもかかわらず、そのまま立ち去った疑い。
目撃者からの通報を受けた署員が、市役所近くで立ち去った乗用車を見つけ、職員から任意で事情を聴いていた。