佐久総合病院(佐久市臼田)の移転再構築問題で、「佐久の地域医療を支える住民の会」(呼びかけ人代表・神津恭通、佐々木都さん)は10日、市内で会見し、署名活動の中間集計を発表した。
住民の会では、同市中込に病院側が購入したツガミ用地への早期移転を求めて、11月から署名活動を始めた。同日までに県内の他に東京都、大阪府などを含めて計約8200人分が集まり、うち移転候補地の地元が約2500人。同会では、年内に市と県に署名を添えて早期建設を陳情する予定。
早期建設を求める署名活動は、病院側が先月25日から東信地域を中心に実施。8日から同病院を運営するJA長野厚生連などJA組織も県内全域での署名活動を実施している。【藤澤正和】
佐久総合病院で乳がん治療を受けた患者らでつくる市民グループ「乳がん患者会わたげ会」(高橋俊子会長)が10日、県庁で会見し、移転再構築問題の早期解決を求めた。
同会は佐久市や小諸市などの患者150人でつくり、病院側が先月始めた署名活動にも参加している。
高橋会長は「再構築が実現しないと病院の存続が危ぶまれ、我々にとって死活問題。どこで診てもらえばよいのか。一日でも早い再構築を求めたい」と訴えた。これに先立ち、同会は渡辺庸子・県衛生部長を訪ね、要望書を手渡した。【神崎修一】
毎日新聞 2008年12月11日 地方版