歌手泰葉(47)が9日、都内のホテルで会見し「ハッスルマニア2008」(30日、有明コロシアム)に参戦すると表明した。当初はリング上で新曲を披露するだけの予定が、会見に乱入した高田モンスター軍の高田総統に挑発され、急きょプロレスデビューすることになった。対戦相手などは未定だが、「(他人を殴って)ボコボコにしたことがある」とやる気満々。一連の騒動にけじめをつけるべく、高田モンスター軍のメンバーが扮(ふん)する「金髪豚野郎」との対戦もあるかもしれない。
都内のホテルに設置された記者会見場。泰葉は胸元が大きく開いたお色気たっぷりのワンピースで、約1年前の離婚会見のときと同じように金屏風(びょうぶ)の前に登場した。「お話をいただいて、本当に悩みましたが、リング上で歌わせていただいて決着をつけようと思いました」と決意を口にし、世間を騒がせた1年をリング上で締めくくると宣言した。
当初はリング上で「新曲を歌うだけで、戦いはしない」はずだった。しかし、思い描いた通りにならないのがハッスルだ。会見の途中で高田総統率いるモンスター軍が乱入した。高田総統は泰葉を「ブスおばちゃん」呼ばわりすると「ハッスルマニアは歌番組でいえば紅白歌合戦だ。たいしたヒット曲もない、はしにも棒にもかからないような三流歌手に(リングで)簡単に歌わせられるか。試合をして勝てば歌ってもいい」と挑発した。
この発言に泰葉は目をむいた。「初対面でそこまで言わなくてもいいんじゃない? 試合をしてやる。女の意地がある」と応戦し、やや棒読み気味の返答で、対戦を快諾した。格闘技経験はまったくないというが「人と戦うことは好きです」と動じる様子はない。相手は元夫の春風亭小朝ではない、としながら「いつかは言えないけど(他人を殴って)ボコボコにしたことがあります」とまで言ってのけた。
対戦相手や試合形式について高田総統は「私が吟味して発表する」と明言しなかったが、ハッスルの山口社長は「高田総統は(泰葉が)精神的にダメージを受けるようなモンスターをぶつけてくるだろう」と予測した。「どんな逆境でも人はハッスルできる!!」という大会テーマにふさわしい戦いになるようなモンスターが、「金髪豚野郎」に扮し、泰葉と対戦する可能性は十分にある。
泰葉はクリスマスイブには「ハッスル・ツアー2008」(後楽園ホール)を観戦するという。「必殺技は暴言?」と聞かれ「エージェントに(契約を)切られるから言わないで」と苦笑いしたが、何だかうれしそう。芸能界に続き、プロレス界を大いに騒がせそうだ。