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2008年12月10日(水) 19:20 |
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主犯格・西田被告の控訴棄却
岡山市の紙などの卸会社・伊豫商事をめぐる巨額詐欺事件で、広島高裁岡山支部は主犯格の元役員に対し1審判決を支持し控訴を棄却しました。
この事件は伊豫商事の元取締役の西田嘉幸被告が伊豫商事の元代表取締役・大島敏昭被告と共謀し、全国農業協同組合連合会が債務保証するかのように偽装して、金融機関から146億円余りを騙し取った罪などに問われているものです。 西田被告は、1審で懲役11年の判決を受けましたが、「判決は重すぎて不当」と控訴していました。 控訴審判決で広島高裁岡山支部の小川正明裁判長は、「被告は積極的に犯行に加担しており、1審の判決が不当であるとはいえない」として控訴を棄却しました。
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