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2008年12月10日(水) 19:20 |
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コンビナート再編の動き
景気減速に伴いコンビナート再編の可能性が出始めています。化学メーカーの三菱化学は、水島工場のエチレンの生産を近くにある別の会社と連携し、プラントを統廃合する考えを明らかにしました。
これは自動車や家電製品の販売不振の影響を受けた統廃合計画です。 エチレンはプラスチックの原料となるもので、世界的な景気悪化により自動車などの製造が減り、エチレンの生産も落ち込んでいます。 このため三菱化学は、水島工場で生産しているエチレンのプラントなど国内の事業所の再構築を行なう方針を固めました。 水島コンビナートでは、三菱化学と隣接して旭化成もエチレンの製造プラントを稼動させていますが、旭化成も収益性を上げるための方法について既に検討を行なっているとしています。 水島コンビナートでは、エネオスの新日本石油とJOMOの新日鉱が経営統合を決めていて、今後三菱化学なども含めた再編の動きに発展する可能性も出ています。
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