岡山放送局

2008年12月11日 10時39分更新

冬のボーナス 厳しい財政反映


岡山県の冬のボーナスが支給され、一般職員の平均支給額は去年よりわずかながら増えましたが、厳しい財政事情を反映した形となっています。

岡山県によりますと、今年の冬のボーナスは、一般職員の平均支給額が43.1歳で90万9000円となり、去年より2000円、0.1%増えました。

これは人事委員会の勧告に基づくものですが、岡山県は、厳しい財政事情の中、平成16年度以降、2.8%から6%の減額を続けてきたことから、減額がない本来の支給額と比べると平均支給額はおよそ2万7000円少なくなっています。

また、特別職は知事が234万8000円、県議会議長が253万8000円、県議会議員が213万2000円となっていて、このうち知事については、ことしも本来の支給額より30%減額されています。

県は財政再建を図るため、来年度以降もボーナスや給与のカットを続ける方針で、減額の率はさらに上がる見通しです。