2008年10月24日

【知的障碍者の累犯】 八尾市幼児投げ落とし事件 検察が懲役12年求刑

幼児誘拐など前科6犯の典型的累犯障碍者。
実に暗鬱な気分になります。

完全に、法務省と厚生労働省の職務怠慢。
福祉が本来の職責を全うしていれば、吉岡一郎被告は加害者にならず、悲劇も生じなかったのでは?
容疑者を保護していた施設(クッキー売っていたとこ)が犯行前に度々八尾市へ容疑者の虞犯癖について相談をしていたのに、八尾市の福祉課が逃げ回っていたという話を聞いた事があります。



結局、このブログが長年書き散らしている主題というか、我が国は人権が空転しているのですよ。
誤解を恐れずに書きますと、人権擁護法とか個人情報保護法とか一年で一人か二人しか偶発的に死なない蒟蒻ゼリーとか同和とか在日の人権とかどうでもいいのです。
そんなのは飽食の人権。

急務なのが、一般人を前提に人為的に創られた人権ルールと、(一般人目線ではそこから逸脱している)(障碍者目線では自分たちを考慮していない)知的障碍者や身体障碍者の人権、並びに双方の人権の共存が出来ない絶望的な制度上の瑕疵と乖離。


逮捕時、犯意に関する警察からの一報は「施設の女性から振られたので腹いせ」
二報は「仕事のストレスがたまっていて、むしゃくしゃしていた」
三報は「何か悪いことをすれば仕事に戻らなくていいと思った」
恐らく三報目が一番正しいのでは?
仕事が面倒臭い。やめたい。だったら悪い事しよう。
この短絡思考こそが知的障碍者。小学生並みの事理弁識能力です。
前科についても、可愛い子供がいるから一緒に遊ぼう。誘拐。逮捕だったのでしょう。

あとは警察の創作か、被告の鸚鵡返し。こういう障碍者相手の創作文で判決される微罪事件が大量にある筈です。




そういう知的水準である吉岡一郎被告が仮に実刑判決となり裁判官から判決文を聞かされても、裁判官の口から発せられる日本語の意味も分からないかも。
というか、罪を犯したという意識がない筈。

そして10年程度収監されたとします。
収監される刑務所では精神・肉体両的への苦痛や不自由さを与える事により矯正させます。
知的障碍者にとって刑務所は天国かも。
そして刑期満了され出所し、高い確率で再犯を行うでしょう。
或いは再度収監されたいが為に、虞犯を繰り返すかもしれない。
だったら極刑執行して永遠に刑務所へ突っ込んでいれば万事解決するのか?

一般論として、知的障碍者の出生比率は2%と称されます。
日本の人口は1億2000万人ですので計算すると、国内の推定知的障碍者数は250万人の筈。
ところが、このエントリー書くために参照した「平成20年度障害者白書」によると日本の知的障碍者数は55万人。残りの200万人は何処へ消えたのでしょう?



つまり厚生労働省を筆頭とする福祉行政は下手に知的障害者を発掘しても困るんですよ。金は掛かるし。責任取らされるし。何も解決しないし。

以前書いたエントリーで「心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者の医療及び観察等に関する法律」について触れた事があります。
出所直後、ベビーカーに乗った赤ちゃんの頭から顎まで包丁で貫いた事件。
イトーヨーカドー安城店 幼児刺殺事件 精神障害者につき断腸の思いで減刑すると検察が論告求刑

この法律は日本の法曹と福祉が合致した流れの一環として高く評価していますが、大前提として保護対象が完治の余地がある「精神病患者」
治療の概念がない先天性の知的障碍者がお世話になっても、投薬漬けで完全キチガイにさせる他ないんじゃ?って事。
(精神病院には家族から棄てられた大量の知的障害者がいるらしいですが、精神病院に入れて投薬治療しても知的障害は直りません)
つまり医療的可視的な対応が可能な精神障害はケアするが、病気ではない知的障害者へのケアは投げているという事。
その触法知的障害者をベルトコンベアーで右から左に流しているのが厚生労働省であり、行政であり、警察であり、検察であり、裁判所。
演出家がマスコミや似非人権団体。極左過激派も冤罪関係は政治活動へ転用していますし。

警察から裁判所の流れは、完全にやりたい放題でしょう。調書書くにも相手は日本語も理解できないし。

そして事実上の受け皿となっているのが、捕まる前は暴力団であり、捕まった後は刑務所ではないのかと。

暴力団の構成員の大半が在日と同和と言われる様に(最初に口を開いたのは朝ナマの会津小鉄の高山さんでしたよね)、囚人のかなりのシェアを知的障害者が占めるという話も聞きます。(ソースは脳内)
風俗嬢も亦然り。
軽度な知的障害者は一度や二度会っても、そうだと分からないです。

今日付けのこの報道も軽度な知的障碍者による犯行じゃないんですか?



結局、似非人権マスコミが知的障碍者による犯行報道を「人権保護」の名の下に闇に葬り去るから問題が顕在化ず犯罪は累々と続くし、福祉行政も楽が出来るという荒業。

然るにこのタブーがマンナンライフ並みに日の目を浴びれば、結果的に知的障碍者への国家的地域的支援も進み、不幸な犯罪も減り、刑務所内の矯正も健常者と別枠で為され、出所後の支援態勢や定期フォローを制度化すれば、今回の様な触法知的障碍者の再犯率は減ると思います。

↓の山本譲司さんによると、福祉行政が把握済の軽度な知的障碍者ってレアだって。
本来、福祉からの支援が必要な多数の知的障碍者が完全放置されているそうです。
今度、書評を書いてみよう。

累犯障害者累犯障害者
山本 譲司


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Posted by kingcurtis 固定リンクComments(1)人権問題  | 注目の裁判

Edit 








コメント
知的障害にかかわらず日本の人権なんてクソ以下の
ものでしかないというのが博多の最低な下町出身の
オイラの意見。

大体さ、人権人権言っている連中が一度でもいじめ被害者
の命救ったことなんて無いでしょ?
いじめ自殺があるたびに加害者守るのには熱心だけどねw。

あと、人権なんか考え出した人間は自分の妾だかなんだか
に生ませた子供(7人?)全員捨てた人間としては最低
レベルの人間であるということは認識しておくべきだと
思いますけどね。
Posted by ブラックボックステスター at 2008年10月25日 14:31
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