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未熟児死亡受け対策などを議論 札幌で協議会(12/11 08:25)札幌市北区の自宅で生まれた未熟児が「新生児集中治療室(NICU)が満床」などの理由で七病院に受け入れを断られたのちに死亡した問題で、医師や大学教授などでつくる札幌市産婦人科救急医療対策協議会は十日、初めてこの問題を取り上げ、対策などを話し合った。 会議では、北大病院産科・周産母子センターの水上尚典教授が「NICUは不足しているが、急性期を乗り切った赤ちゃんが過ごす後方ベッドも足りない」と指摘。「若い女性のやせ願望や、体外受精による双子の増加などで小さい赤ちゃんが増えている。今後、NICUの需要はますます増える」と主張した。 市はNICU増床を目指し、保育器などを備えていながら医師不足などでNICUを持たない民間病院への支援策を検討する考えを示した。 また、市関係者は未熟児の死亡日を出産の十日後としていたが、その後の市の調べで七日後と分かり、この日の会議で報告した。 |
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