Morrowind 冒険誌 Lysa篇 Part4

Day42

 帝国軍に入隊するためGnesisへ向かう。Silt Striders(注1)を利用することにした。
これは既に何度か利用しているが便利。ゆらゆら揺られて夜明け前に到着した。
家のつくりがBalmoraと違う。遊牧民の住むような家だろうか。(注2)
帝国軍の駐屯地である他はTempleに何かあるという話だったが・・・
まずTempleを見つけたので入ってみることにする。
ここには生ける神Vivecのマスクが祀られているという。
Mask of Vivec
由来があったがどんなものだったかあっさり忘れてしまった。
要するに特に感銘を受けることもなかった、ということだ。
帝国には帝国の宗教があり、この島にはこの島の宗教があり、とやかく言うことではないだろう。

外に出ると、夜が明けていた。ここは北方の草原かのような趣があり、
朝の空気がとても心地良い。
朝のGnesis
家の形がBalmoraと大きく異なる。
店は露店なのね。店をのぞいてみると、帝国兵とTempleへの巡礼者相手のようだ。
露店

帝国軍兵舎に行ってみるが、当地の指揮官、Darius将軍はTradeHouseの方にいるとのこと。
すぐにTradeHouseへ。将軍はあの人ね。金色の鎧なので目立つ。

帝国軍へ入隊志願
「帝国とその指揮官に従うことが君の義務だ。法を遵守せよ。
帝国軍全ての人間に敬意を持って接する事。喧嘩や盗みは当然禁止だ。
違反があった場合斡旋した指揮官たる私の前で申し開きをしてもらうことになる。
以上だ。入隊するかね?」

Yes,Sir.

「よろしい。では今から君は帝国軍人だ。歓迎するよ。
ユニフォームとしてこのChainCuirassを着用するように。
指令は私や他の騎士から受けてくれたまえ。階級は働きに応じて昇進する。」

晴れて帝国正規軍になった。さて、気になる最初の任務は何でしょうか?

「早速指令なんだが、Mansilamat Vabdasという男が卵採掘場(注3)で死んだ。
彼の土地の権利書を夫人に掛け合って持ってきてほしいのだ。
軍の施設拡張に必要なのだ。”No”の答えを持ち帰らないように。」

いきなり後味悪そうな任務ね。私を試している一面もあるでしょうが。
志願していきなりやっぱやめたというつもりもない。
まずは夫人に話を聞いてみますか。

階級:Recruit。鎧は支給されたImperialChain Cuirass

「夫は帝国軍に殺されたのよ!!土地の権利書?渡すものですか!」
・・・あっけなく追い返された。最後に見たのは卵採掘場だとのこと。
事実関係を調べないとどうにもならなそうね。採掘場はGnesisの北部にあった。
町の中にあるとは。日が暮れそうだけどそのまま今日は調査ね。

奥へ進む。工夫が言うには、見慣れない私のような人間は注意した方がいいとか。
気をつけますって。
あと、死んだVabdasのことも言ってた。こんなとこで死ぬなんて恥だ。との事。
む、この部屋は異様な雰囲気ね。何があるの?
前にオークの戦士がいた。帝国兵士のようだけど・・・

「10数えるうちにここから帰んな!!さもないとトラブルに巻き込まれるぞ!」
・・・というより貴方の先にある扉、怪しいよ。
ここは強行突破してみますか。

わかりました。と答えてオークが私から目を離した途端、走った。
オークが気が付いた時には私は追い越すことに成功した。
「テメエ俺の言うことが聞けねえのかよ!」
襲ってきた。ますます怪しい。
稲妻が私の背中を焦がしたが構わず扉へ突っ込んだ。

剣を構え身構えたが追ってこない。袋小路だから追わなくても良いと思っているのかな。
少し歩いた陰で傷を手当てして先へ進む。
水辺に近づくと・・・幽霊???
剣を抜こうとするが、話しかけてきた。
「怖がらなくてもいい。私はMasilamat Vabdas。私はLugrubに殺されたのだ。
Lugrub??
「外にいたオークの帝国兵だ。私は家族のためここに卵をとりに来た。
奴は寝ていた。通過するまさにその時奴は起き上がり、私を滅多打ちにして殺した。
さぼって寝ていたのを隠すためにだろう。
その時壊れた斧を私の死体と一緒にこの先の水たまりに捨てたのだ。」

水の中から死体と斧を見つけた。
更に先に進む。出口があるといいが・・・
だが、私の力では超えられない岩壁があった。どうするか?
そういえばBladesの任務が一区切りするとき、Caiusにもらった巻物があったわね。
緊急時に近くのTempleに瞬間移動できる巻物だとか。
どうにか助かった。脱出した私はそのままDariusへ報告に向かう。

Day43

「権利書はどうなったかね?」
いえ、それより彼は殺されていたんです。帝国兵士によって。
「証拠は?」
この斧です。
Dariusは斧を調べていたが血の気が一瞬引いたのは見間違いではあるまい。
だがさすがに気を取り直した様子で私に命令した。
「フム、これはLugrubの斧だ。骨を打った傷があちこちに見受けられる。
君の言うことを信じるしかあるまい。
Lugrub gro-Odgumはならず者である。見つけ出し成敗せよ。」


袋小路に閉じ込められた筈の私が正面から来るのを見てLugrubは
極度に興奮していた。激昂して走りよってくる。
激怒して走りよってくるLugrub
「貴様しゃべったな!!貴様も殺してやる!!」
幽霊に話を聞かせてもらったわ。証拠の斧もDarius将軍に渡した。
あんたをならず者として成敗します!

奴の斧より先に突きを入れる。軽い突きだが例の冷気がこめられた剣だ。
予想以上の冷気に大きく体力を奪われるのだ。冷静さを失ったやつの一撃を
軽く盾で受け流し、素早い連続攻撃で押し込む。
Lugrubを成敗
とどめの一閃で奴の首は飛んだ。
南無南無。実は首が岩にめり込んだだけ。

帰り際に鉱山のKwama Warrior(注4)が襲い掛かってきた。
先ほどの稲妻はこいつが出していたのだった。奥にQueenがいるが様子がおかしい。
襲ってくるわけでもないし卵を産むQueenを殺してしまってはGnesisの工夫達が困る。
そのまま鉱山を出てDarius将軍へ報告。
「よくやってくれた。」
権利書の話はどうやら凍結になったようね。そりゃ帝国兵に殺された人の土地権利を
更に取り上げてしまっては大問題だし。

「卵採掘場は最近操業停止している。Queenが病気になってしまったのだ。
そこで・・・」



※筆者注
1.巨大なノミみたいな輸送機関。背中に怪しいレバーみたいなのが生えていて
 それで方向を制御できるらしい。そんな生き物がいるとは。
2.伝統的なDarkElfの住居形態らしい。Balmoraは帝国と積極的に交流する
 Hlaalu一家が支配しているため帝国風の住居になっている模様。
 ちなみに遊牧民はもろにパオといえる住居なのでこれとはまた違う
 ということが後にわかった。
3.Kwamaという動物のQueenが産む卵はこの島の特産品のひとつだ。
4.KwamaQueenを守るWarriorは侵入者に襲い掛かる。まるでハチかアリ社会。


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