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闘莉王&坪井が怒りの契約保留…浦和のサム~い冬が始まった

闘莉王は契約更改で微増の提示に怒りの保留

 今季無冠に終わった浦和の契約更改初日となった10日、激震が走った。DF坪井慶介(29)が大幅減俸提示に対し、「これじゃ契約できません!」と憤慨した。今季チーム最多タイの11得点と獅子奮迅の働きだったDF田中マルクス闘莉王(27)も微増提示に激高し保留。無冠による今季の大幅減収と不況の二重苦で、浦和の厳冬ぶりは深刻な状況に陥った。

 今季6年ぶりの無冠、リーグ戦で7位転落となった赤い悪魔の契約更改はやはり大荒れだった。

 10日午後、さいたま市内で契約交渉を終えた坪井はぶぜんと言い放った。「金額を見た第一印象? 言っていいですか。これじゃ契約できませんよ!」温厚な優等生が一瞬感情的になった。単年提示で推定4000万円の年俸が約10%ダウン。代表引退を表明した今季序盤は堤に定位置を奪われたが、7月以降復調。「坪井は完全復活した」と強化幹部は語っていたはずだった。公式戦33試合出場でリーグ戦21試合に出場したが、評価の対象にならず。「夢はお金に勝るもの」を持論とする12月から強化責任者となった信藤健仁TDは来季ビジョンを説いたが、坪井を担当する秋山祐輔代理人は「夢を見るにはお金が必要」と説明した。生え抜きの坪井は浦和残留を最優先としており、今後交渉も継続させる。

 一方、左ひざ半月板損傷の内視鏡手術を終えたばかりの闘莉王も憤怒。「ほとんど上がらなかった。これだけ負担がかかったのに…」満身創痍(そうい)の大黒柱は語った。今季チーム最多タイの11得点を記録。本来のDFのみならず、慣れないボランチなど兼務を余儀なくされたが、提示額は推定年俸1億2000万円から微増止まりでサインせず。今季10億円規模の減収で、高年俸の日本代表DF中沢佑二の獲得を見送る方針もすでに確定。常勝軍団と無縁だった「厳冬」の二文字がついに現実化した。

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(2008年12月11日06時01分  スポーツ報知)

試合結果 (12月10日)
▼J1・J2入れ替え戦 第1節
仙台
1-1
磐田
終了

 

 

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