本日発売の週刊プロレスに、１０月１８日新木場１stRINGで起きた由利大輔さんの練習中の事故についての記事が書いてあります。
私は、由利さんが亡くなった時に、警察及びRofCを通じて御遺族の方からの「公にしないでほしい」という意向を聞いておりましたので、今までこちらからの発信で積極的に公表することを致しませんでした。ですが、隠している訳ではありませんので、マスコミ等から取材が来た場合にはすべて正直にお話しようと思っていました。また、プロレス業界関係者・選手から、当日の状況を聞かれた時には、可能な範囲で説明をしてきました。
今回、この件に関する取材が初めて週刊プロレスさんのほうから依頼がありましたので取材を受けてきました。私が確認したところ、週刊プロレスさんより前に事故当時現場にいた人間に対して取材が来たことはありませんので、この記事が初めての公に対するコメントになります。
事故の詳細は週刊プロレスさんに書いてある内容で間違いはありません。
（事故直後から私を含める現場に居合わせた全員が警察に状況を説明し、現在も捜査に協力中です。）
私は今回の事故で、各インディー団体同士の練習のあり方や、保険加入等について、今更ながら、改めて考え直す必要があると思いました。
私個人もプロレスラーとして今年で１０年にもなりました。普段試合や練習などで一緒になることの多い後輩以外に対しても、間違った練習法へのアドバイスなどにも気を配っていかなきゃいけない立場になったことを自覚し、今後このような事故の可能性を限りなく０に近づけられるように、本当に微力ながら細心の注意を払っていきたいと思います。
改めて、由利大輔さんのご冥福をお祈り申し上げます。
（私が公にコメントしたことに対して御遺族の方からの要請があれば、直ぐに削除致します。担当の刑事さんのほうにご連絡ください。）
2008年12月10日
RofC所属の由利大輔さんの練習中の事故について
posted by 佐野直 at 22:53| 日記