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生活
道内市町村 病院事業赤字33%増 07年度295億円 患者減で(12/10 15:32)道内に八十四ある市町村病院事業会計の二〇〇七年度決算で、二十四会計が実質的な累積赤字(不良債務)を抱え、その総額が前年度より33・7%多い二百九十五億円に上っていることが十日、道のまとめでわかった。慢性的な医師不足に起因する患者数の減少で収支が悪化した。 全病院会計を合計した経常収支は百五十六億円の単年度赤字で、前年度より16・2%縮小したものの、預金など流動性の高い資産を取り崩しても返済できない不良債務は増加して、四年前の〇三年度と比べて約二・五倍となった。患者数は前年度より五十三万人(4・5%)減少し、千百三十六万人だった。 市町別で最多だったのは函館市の三十八億三千万円で、続いて小樽市三十七億八千万円、赤平市二十九億五千万円だった。 病院や上下水道など市町村の公営企業会計は、道内で八百五十二あるが、不良債務を抱えているのは、そのうち病院を含め六十二で、総額は前年度比4・6%増の六百九十八億円だった。 |
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