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11月の3連休。土曜日は、仕事だった為、だーりんと連絡は取れてた。
日曜日もだーりんが、ひとりで出掛けてた為、連絡が取れてた。 でも、月曜日は朝からずーっとメールが無かった。 ちぇっっちょっと怒ってた私。 そんな中、お子のお稽古のお迎えの時間に、私の携帯が鳴った。 Ruuuuuuuu♪だーりん専用の着信音だ。 きっと、お稽古の時間に合わせて買い物にでも出てくれたのかな? なんて勝手に妄想した私。 ・・・・それが甘かったのだ。 ・・・沈黙 ????もしもし? もしもしっっ? 聞いたことのない女性の声。そう、リュークの声 私は怖くてすぐ切ったの。 でもその後もずーーっと止まない着信音。 伝言になっては、着信が始まり・・・その数は40数回! もちろん旦那も帰宅してきた。お子も家にいる。 着信音を消して、鞄に携帯を放り込んだまま、事態の様子を見守る。 心臓のバクバクは鳴り止むこともなく・・・ 顔は蒼白なままだ。 今まで、リュークの数々のトラップをかわしてきた私。ついにハマッテしまったのだ。 だーりんは何してるんだろう?お風呂? だーりんだって自分の携帯で電話されてるのを見たら、何か言うはず。 時計の針は深夜0時前・・・。 電話をかけるだけで満足しなくなったリュークはついに伝言を入れ始めた。 こんばんは。はじめまして。あなたの事は1年前から存じてます。 一度、話し合いをしたいと思ってました。電話を取って下さい。 じゃないと、ご家族の方に話さなきゃならなくなりますよ。 勝ち誇ったような女性の声・・・ますます怖くなって手が震えた。 何度もくり返される伝言 第三者を含めてお話し合いになってもよろしいんですか? 後ろには、初めて聞くだーりんの子供の声が聞こえてる・・・ だーりん・・・何してるの?助けて?子供とお風呂じゃないの?何してるの? その時、私はふと思い出したのだ。 何度もリュークからトラップをしかけられてたので、 だーりんと「もしも対策」を何個か企んでたのだ。 だーりんの携帯にメールを打った いいかげんにして下さい。私の番号もアドレスも消去して下さいって言いましたよね。 昼夜問わずのメールや電話は迷惑です。 そう。もし電話を取ってしまったら、だーりんをストーカー扱いにするって作戦だ。 甘いメールは、何度かリュークに見られてるので、あくまでも数ヶ月前に 別れたものの、だーりんがストーカーしてるという設定なのだが・・・ 万が一、最近の甘いメールを見られてたら、リュークの怒りの炎に 油を注ぐようなもの! でも、私は賭けに出たのだ。 即時にリュークからの返信 そんな嘘ついても無駄です。電話に出て下さい。あなたも良識のある方だと思っています。 あああ・・・ダメかぁ・・・威力無しかぁxxx 緊急なのです。電話に出て下さい。 いいんですか?みんなに話しますよ。 公にしますよ。 その後は、メールの嵐。 私も疲れ果てた。 こんな遅くに電話できませんメールを送信した。 旦那も子供もいるのに、そんな話、できる訳ない。 その後も 早急に話したいのです。だの 明朝なら話せますか?だのメールは何度もあったが 私は無視した。 そして全てのリュークからのメールのコピーと詳細をだーりんのパソコンの アドレスに送信して・・・私は布団に入った。 怖くて、怖くて、朝まで眠れなかった。 いろんな事情があれ、世間一般にいう不倫をしてるのは私。 悪いのは私。この事態が明るみになれば・・・ 私は、路頭に迷うのか。お子と引き離され、お子に恨まれるのか。 両親は、きっと娘の不貞を悲しみ、あのどうしようもない義父母に 頭を下げなきゃいけない事態になるのだろうか・・・ 結局、朝まで私は一睡もできなかった。 今、考えたら、リュークの「第三者」だの「家族に話す」は、ただの脅しで 彼女は、私とだーりんがつきあってる決定的な証拠も持っていないし 知っているのは電話番号とアドレスだけで・・・名前すら知らないはずだ。 でも、あの時の私は怯えていた。 探偵をつけられてたら・・・ 携帯番号から住所を調べられてたら(以前、そういうHPをリュークがパソコンでみていた 事実をだーりんから聞かされてたのだ) 早く・・・だーりん・・・助けて・・・ 通勤時間を過ぎても、なかなか連絡がなく・・・不安が募った 午前9時前に、やっとだーりんからメールがきた。 ・・・つづく・・・ テーマ (恋愛)波瀾万丈・激動の恋愛documentary ジャンル 恋愛
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