銚子市は9日、市立病院の診療再開の具体策を話し合う「病院指定管理者選定委員会」(委員長・伊藤恒敏東北大大学院教授、10人)の初会合を同市役所で開いた。運営形態について指定管理者制度による「公設民営」を想定。市のホームページ(HP)を通じ、12日から事業者の公募を呼びかける。
18日に募集説明会を開催。希望する事業者には病院内も案内する。応募受け付けは19日から来年1月15日まで。来年2月中に指定管理者を選び、同3月に協定を締結する。
契約期間は来年4月から5年間。診療科は内科、外科、整形外科、小児科の4科で、病床数(一般)は100~150床とし、救急業務も行う。
応募資格は今年4月現在で100床以上の病院を運営している法人か、過去3年以内に同様の経験を有する法人。【新沼章】
毎日新聞 2008年12月10日 地方版