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 更新時間: 2008年12月09日19:36:28

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「市」vs「拾い屋」 資源ごみを巡る仁義なき戦い

「行政」と、「拾い屋」と呼ばれる人たちとの「資源ごみ」を巡る仁義なき戦い。愛知県春日井市でその実態を取材しました。

自らを「拾い屋」と名乗る男性。ごみとして出された空き缶を次々と拾っていく。この拾い屋に自治体が頭を悩ませている。早朝の春日井市役所を出発する2人の男性職員。向かったのは「ゴミステーション」だ。物陰に隠れ周囲をうかがっている。職員が目を光らせているのは「拾い屋」と呼ばれる人々。彼らは市が指定する業者がごみを回収する前にアルミ缶など価値のあるゴミを持ち去ってしまう。資源ごみは本来、市がリサイクル業者に販売し、一般財源として充てられる。貴重な収入源なのだ。自転車に缶を積んだ男性が現れた。実は拾い屋のような行為を法律で取り締まるのは難しい。そのため職員は持ち去らないよう「お願い」するしかないのが現状だ。また、ごみを出す市民も困惑ぎみだ。しかし、止まらない被害に市は動き出す。資源ごみの持ち去りを禁止する条例改正案を議会に提出した。業者に対し20万円以下の罰金を科すこともできる、全国的にみても厳しい内容だ。行政の対策とともに、リサイクル業界でも、正規業者であることを示すプレートを作ったり、会員の業者に通知文を出すなどして健全化に取り組んでいる。春日井市では12月15日に条例案の採決が行われる。可決されれば4月から持ち去りが禁止される予定だ。

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