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外国人の代わりに韓国人雇用の中小企業に支援金

 外国人労働者を韓国人労働者で代替する中小製造業に、政府から労働者一人当たり120万ウォン(約7万5000円)の特別支援金が支給されることになった。

 労働部は7日、「中小製造業が外国人労働者を韓国人労働者に代替する場合、事業所の換気施設改善や安全設備などの補てん金として、労働者一人当たり120万ウォン、最高5000万ウォン(約502万円)まで支援する」と発表した。

 また労働部は、10月から政府による不法滞在者取り締まりで約8000人が一挙に追放され、中小の事業所で人手不足が発生していると判断。これらの事業所に対して労働部の「代替人材支援専門班」を派遣することにした。

 同専門班は、就職の実態を把握し、人手不足の中小企業に優先的に国内の人材をあっせんし、最近の景気悪化で失業した合法的外国人労働者を送る予定だ。

 なお法務部は、人手不足の農繁期について、農村の不法滞在者の取り締まりを弾力的に行うと明らかにした。

李錫雨(イ・ソクウ)記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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