2008年12月9日 19時18分更新
今月1日、赤磐市の県道で元町議会議員の男性を大型トラックではねて死亡させ、そのまま走り去ったとして、福井県の52歳の男が自動車運転過失致死などの疑いで警察に逮捕されました。
逮捕されたのは福井県敦賀市に住む産業廃棄物運搬会社の役員、谷口久夫容疑者(52)です。
警察の調べによりますと、谷口容疑者は今月1日の午後9時20分ごろ、赤磐市徳富の県道で近くに住む元熊山町議会議員の矢部昌平さん(当時66)を大型トラックではねて死亡させ、そのまま走り去ったとして、自動車運転過失致死やひき逃げの疑いが持たれています。
警察は現場近くで目撃された不審な車のナンバープレートの情報や、矢部さんの衣類に残っていたタイヤのあとなどから谷口容疑者を割り出しました。
谷口容疑者は産業廃棄物を福井県の会社に運ぶ途中だったということで、調べに対し「何かを踏んで人かもしれないと思った」と供述し、容疑を認めているということです。
警察は当時の状況などをさらにくわしく調べることにしています。