2008年12月9日 19時18分更新
岡山市の後楽園で、正月の恒例行事となっているタンチョウの放鳥に向けて、訓練の様子が9日、公開されました。
後楽園では、毎年正月、園内で育てているタンチョウに上空を飛ばせる放鳥を行っていて、9日は、本番に向けて4羽のタンチョウに飛行をさせる訓練が公開されました。
9日は、ことし10月から訓練を続けているタンチョウを、園内の芝生に2羽ずつ放しました。
飼育員が鳴き声をまねた合図をするとタンチョウは芝生を駆け出し、飛び立ちました。
訪れた人たちは、タンチョウが優雅に舞う姿を眺めて、カメラにおさめるなどしていました。
岡山市の女性は「飛んでいる姿はとってもきれいでした。うまく写真に撮れていたら年賀状に使おうと思います。」と話していました。
飼育を担当している藤原康正さんは、「出来はもう1つです。引き続き、年末まで訓練を続けます。」と話していました。