山口で写真クラブの生徒が作品展−兵庫県在住の写真家が毎月指導

　山口・中河原町の「クリエイティブ・スペース赤れんが」（山口市中河原町、TEL 083-928-6666）で12月10日、「写真楽園 CLUB SEI 写真展『mind picture 心の風景』」が始まる。

　同展は、山口市内で月1回写真講座を行っている写真クラブ「写真楽園 CLUB SEI」に所属する生徒34人による作品を展示。同クラブでは、1年間の集大成として毎年写真展を開催しており、今年で6回目の開催。写真のクオリティーの高さが評判となり、年々来場者が増え、昨年は約800人が来場した。

　美しいと思った風景や日常の中で見つけた風景を感じたまま、自分の世界として表現することをテーマに、花や木々、水辺を写した自然の写真、身近な人を写した人物写真など、それぞれの生徒が撮影した思い思いの「心の風景」写真約130点を展示している。

　写真講座で講師を務めているのは、山口市出身で兵庫県芦屋市在住の写真家・吉田正さん。2002年から山口市での講座をスタートし、今年で7年目。毎月、写真講座のために新幹線で山口市まで通っている。

　吉田さんは「月1回通うのは肉体的に大変だが、生徒に会うのが楽しみ。写真展では、この1年間、生徒が真摯（しんし）に向き合った心の風景を見てほしい」と話している。

　開館時間は9時〜17時（最終日は16時まで）。入場無料。今月14日まで。

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