space
魂ウェブ

コレクターズトイが好きな大人のための、マガジン型ウェブサイト！

 space
ENGLISH SITE
bg
space
TOP
space space space space space space
space
NEWS>>> space ニュース一覧

魂アイテム
魂の骨格
魂ヒストリー
オトナ魂
魂ライフ
スタッフの魂日記
   魂ライフ フォト講座 第1回 -携帯電話で撮ろう！(屋内撮影編)-   
トップ > 魂ライフ >  フォト講座 第1回 -携帯電話で撮ろう！(屋内撮影編)-
フォト講座 第1回 -携帯電話で撮ろう！(屋内撮影編)-
魂ライフは、嬉しかったり、楽しかったり、ワクワクしたりできるコレクターズトイの楽しみ方を提案するコーナーです。そこでそこでコレクターズトイをもっと楽める方法はないかと考えた結果、プロの人達に聞いてみることにしました。

写真をとったり、ディスプレイしたり、ポーズをつけたりといった遊びの話をそこでコレクターズトイのプロ達に聞きに行きます。簡単でびっくりするような秘密があるかもしれません。

今回はプロカメラマンの高瀬ゆうじさん（高瀬写真事務所）に写真を撮って遊ぶ方法を聞いてきました。初心者にもわかりやすい講座形式で紹介します。



＜高瀬ゆうじ氏プロフィール＞
1982年3月 集英社 週刊ヤングジャンプ巻頭グラビア 特集7頁でデビュー。　
同月バンダイプラモデル ガンダムリアルタイプシリーズの雑誌広告を撮影。
以降 雑誌広告、雑誌記事、商品パッケージ等で何を撮ったか忘れるほど玩具、フィギュアを撮影し続け現在に至る。

○主な作品
S.I.C　M.I.A.　G.F.F.　聖闘士聖衣神話　IN ACTION!! OFFSHOOT　S.H.フィギュアーツ等のパッケージ用写真撮影を担当

○注意事項
日本酒の八海山とスイーツが大好きだ!!




高瀬ゆうじ氏撮影の商品
S.I.C. VOL.12 ハカイダー＆バイク space MOBILE SUIT IN ACTION!! ガンダムキュリオス
S.I.C. VOL.12 ハカイダー＆バイク space MOBILE SUIT IN ACTION!! ガンダムキュリオス




講師の高瀬ゆうじです
高瀬ゆうじ　高瀬写真事務所　魂ウェブ　フォト講座　写真講座こんにちは、フォト講座の講師をするカメラマンの高瀬ゆうじです。
この魂ウェブに紹介されている商品写真を多く撮影させてもらってるということで、このフォト講座の講師の依頼が来たようです。
このフォト講座を通して、写真の楽しみをみなさんに提供し、その楽しみを感じてくれたらカメラマンとして最高だと思い、この講師を引き受けました。魂ウェブファンのみなさん、よろしくお願いします。


最近ではコンパクトで高性能なデジタルカメラが普及していますよね。
誰でも簡単で気軽に、それで高品質な写真を撮れちゃうんですから。
特にそう感じるのは、多くの個人コレクターの方がトイのレビューサイトを運営されていることですね。それらを見るとアマチュアの方の撮影レベルも上がっていると感じてます。
自分も日々精進しなければと痛感。


このフォト講座は初心者の方を対象としてます。
僕の気持ち的には、全くカメラの経験がない方でもわかるよう、懇切丁寧にというのがコンセプト。撮影の基礎をきちんと紹介し、毎回ステップアップしていく予定です。
撮影技術の向上も大切ですが、写真を楽しむ事も同じくらい重要です。なので、僕も初心者の気持ちになって撮影したりして、この講座を楽しもうと思います。
携帯電話で待受け用写真を撮ろう
最初の講座は悩んだ結果、携帯電話での撮影としました。
なぜ携帯電話かというと、一番普及率が高いカメラだからです。
撮影方法も極力シンプルです。
専用機材等は使わずに、身の回りの物を利用しています。今回なんて椅子と壁ですよ・・・。
なのでこの講座を読んだら誰でも即実践可能です。

携帯電話と聞いてガッカリした方もいるのでは？しかし携帯電話を侮るなかれ。
写真撮影の基礎は一眼レフも携帯も一緒なんです。
むしろ携帯電話の方が機能が少ないので、手ブレ補正がなかったりでごまかしが通用しません。
なのである意味難しいカメラなんですよ。
形的には少々撮りづらい？形的には少々撮りづらい？
 ＜今回の被写体＞
ソフビ魂 イスラフェル甲／イスラフェル乙
メーカー希望小売価格：2,100円
発売日：2008年4月26日予定
※一部店舗では発売日が異なる場合があります。
ソフビ魂使徒シリーズにイスラフェルが甲・乙の2種で登場！
全高約230ｍｍのボリュームで再現。魂SPECと同スケール！
(C) GAINAX・カラー/Project Eva.



室内の撮影で基礎を習得！
今回の講座では室内で撮影する場合を勉強しましょう。


（１）ホワイトバランスを設定しよう
室内では、蛍光灯や白熱灯(電球)が一般的ですが、これらは太陽光とは色味が違うので、カメラ側で色味の設定変更が必要です。

恐らく携帯電話のデフォルト設定はAUTOになっていると思います。これでも大丈夫ですが、同じ場所で撮ってもそれぞれのカットで色のバラツキが出やすいので、なるべくホワイトバランスは設定しましょう。
設定方法はそれぞれの携帯電話によって違うので省略します。
（２）撮影場所を決めよう
続いて、撮影場所について説明します。
特別な機材を使わないのが今回のテーマ。
照明は室内の天井に付いている一般的な照明だけ。ストロボありません。携帯カメラに付いている照明もここでは考えません。
ではどこで撮影しましょう？
初心者の人で一番犯しやすいミスは、「部屋の中で一番明るい所、照明の真下」ですね。
これはやっちゃいけないっす。

イラストのように照明の真下にフィギュアを置いたら、光のあたる部分の中心は上部になり、下の方は影だらけになっちゃいます。
これでは顔から下が影だらけ、適切な照明とはいえません。
でも天井に固定されてる照明です。移動などできません。

では、部屋の端の方に置くとどうでしょう。
光は顔や体の前面を照らします。やっかいな影は背中側になります。そうです、室内で撮影するときは、部屋の中心ではなく壁側がいいのです。
単純なことだけど、ほとんどのカメラの本には書いてないっすよ。


部屋の端が良いのには、もう一つ理由があるんです。
それは次の項目。
形的には少々撮りづらい？室内撮影でストロボなどの照明がない時、部屋の端で撮影すると影対策になる裏技(画像をクリックで拡大)
（３)背景を決めよう
次は、背景を決めます。
背景選びのポイントは、全面が同じ色やパターンなどで、反射せず、被写体(フィギュア)の色に合ったもので決めましょう。
このとき、生活感のある物(本棚とか服とか)が写ってしまう背景は原則NGです。
背景に適した場所は・・・壁になります。
壁は部屋の端にありますよね。

部屋の端が良いというもう一つう理由は、壁があるからなんです。
これもカメラの本にはほとんど書いてないっすよ。

スタジオの中で背景になりそうな壁を探してみました。
色の雰囲気はOKだけど、反射して背中が映ってるのでイマイチ space タイルではイスラフェルの巨大スケール感が出ません space これは冷蔵庫。汚れてるしこれ以上カメラを後ろに下げると他の物も映ってしまうので×
色の雰囲気はOKだけど、反射して背中が映ってるのでイマイチ space タイルではイスラフェルの巨大スケール感が出ません space これは冷蔵庫。汚れてるしこれ以上カメラを後ろに下げると他の物も映ってしまうので×

（４）椅子に立たせて撮影しよう
 （４）椅子に立たせて撮影しよう
背景が決まったらイスラフェルを椅子に立たせてみました。
ここでも重要なポイントがあります。
背景にフィギュアや椅子の背もたれの影が映りこまない事です。
被写体から背景までが近いほど、影は映りこみやすくなります。
左の画像でも影が映っていますね。そんな時は携帯の画面を確認しながら手前に移動し、影が消えるまで調整します。

（５）構図を決めよう
写真撮影において、構図はとても重要です。
センスの良い悪いが一番出てしまいます。

今回のフィギュアはイスラフェル甲。ストーリーでの設定サイズは巨大です。
迫力のある写真を撮りましょう・・・でも携帯で。


携帯電話をあなどるなかれ、ちゃんと撮れるんですよ。
最大のポイントは『キャラクターの設定サイズに見えるように写す』。


次のシーンを思い浮かべてください。
特撮映画の中で突如街に出現した巨大怪獣。
その怪獣から逃げる群衆。
そのうちの一人が振り返ると、怪獣がビルを壊しながらこちらに向かってくる！

その振り返った人が見た映像がポイントです。
怪獣は、ビルの高さと同じかそれ以上にとても大きく感じると思います。
そうなるように撮ればいいのです。

その撮り方とは・・・

『被写体(キャラクター)の設定サイズを基準とした場合の、人間の目の位置から撮る！』

わかりやすく言うと
『巨大怪獣のフィギュアは、その足元の高さから撮る』
それだけでOKなんです。
実に簡単ですよね。


右の画像がその撮影サンプルです。
どうでしょう？足元から撮ったものは迫力ありますよね。

くれぐれも上から撮ってはダメです。
商品カタログ的に撮影する場合は、胸のあたりを画面の中心にします。この時の注意は、フィギュアはしっかりと画面の中心にいて、まっすぐに立っている事です。
＜撮影見本A＞上から撮影。大きいキャラクターなのに小さく見えてしまいます。背景に影も・・・＜撮影見本A＞上から撮影。大きいキャラクターなのに小さく見えてしまいます。背景に影も・・・
＜撮影見本B＞足下から撮影。見上げるような感じになり、迫力が出て◎＜撮影見本B＞足下から撮影。見上げるような感じになり、迫力が出て◎
＜撮影見本C＞「商品」として撮るなら演出効果は不要。レビューサイト等で商品をしっかり見せるならコレ＜撮影見本C＞「商品」として撮るなら演出効果は不要。レビューサイト等で商品をしっかり見せるならコレ



実はあまり知られていない携帯電話撮影での大きな落とし穴
内での片手撮影は手ブレしちゃいますよ〜室内での片手撮影は手ブレしちゃいますよ〜
両手でしっかりホールド。これ重要です。両手でしっかりホールド。これ重要です。
 大きな落とし穴とは携帯の持ち方。つまり撮影の際のホールドのしかたです。
これ単純ですが、以外と知られてないです。
もちろんカメラの本には書いてない事です(今回の講座で3つもありましたよ)。

携帯電話って片手で操作するし、コンパクトデジカメと比較すると軽いんで、撮影も片手でできます。
恐らくほとんどの人は片手撮影だと思います。

でも片手では手ブレしやすいので原則NGです。特に今回のような専用の照明も使わない室内撮影では、シャッタースピードが遅くなり、手ブレしやすいです。撮影した時に携帯の画面ではちゃんと撮れてるつもりでも、PCでよく見たら手ブレしてるなんてよくあることです。
もう片方の空いてる手は、携帯がブレないように必ず添えましょう。ここだけの話、プロカメラマンの僕が両手で撮影しても何枚か手ブレしました。
だから撮影は原則両手です！
ここで今回のフィギュア撮影講座は終了です。
撮影の基礎中の基礎でした。

次回はこのイスラフェルを屋外で撮影しちゃいます。

ではまた！
高瀬ゆうじ　高瀬写真事務所　魂ウェブ　フォト講座　写真講座 講師：高瀬ゆうじ（高瀬写真事務所）
連絡先：yuuzi.takase@office.nifty.jp





■ アーカイブ
・ フォト講座 第3回 -ポージング講座(初級編)-
・ フォト講座 第2回 -携帯電話で撮ろう！(屋外撮影編)-
・ フォト講座 第1回 -携帯電話で撮ろう！(屋内撮影編)-
魂ネイション2008
スキチカねっと
SDガンダム カードダス20周年
少年サンデー・少年マガジン 創刊50周年記念 金・銀メダル　うる星やつら　1・2の三四郎 第5弾発売中
space
     
   
このホームページに掲載されている全ての画像、文章、データ等の無断転用、転載をお断りします。
Unauthorized use or reproduction of materials contained in this page is strictly prohibited.
このホームページのコンテンツは、株式会社シーフォーテクノロジーの電子透かし により著作権情報を確認できるようになっています。
魂ウェブ (C) GAINAX・カラー
(C) 創通・サンライズ
(C) 創通・サンライズ・毎日放送
(C) 石森プロ・東映
(C) 2007石森プロ・東映
(C) 2003石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映
(C) 2004石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映
(C) 2005石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映
(C) 2007石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映
(C) 車田正美/集英社・東映アニメーション
(C) バードスタジオ/集英社・東映アニメーション
(C) 空知英秋/集英社・テレビ東京・電通・サンライズ
(C) ダイナミック企画
(C) 東北新社
(C) GAINAX・カラー/Project Eva.
(C) 角川映画(株)
(C) SUNRISE GEASS・MBS
Character Design (C) 2006-2008 CLAMP
Character Design (C) 2006 CLAMP
(C) テレビ朝日・東映AG・東映
(C) 藤子プロ/小学館
(C) 森川ジョージ/講談社

以下表記は、発売スケジュールページに対応しています。
(C) 臼井儀人／双葉社･シンエイ･テレビ朝日･ADK
(C) 2004 河森 正治・サテライト／Project AQUARION
(C) ジーベック/1999 NADESICO製作委員会
(C) 光プロダクション
バンダイナムコグループ
BANDAI
© BANDAI 2008