アップルOS Xはウイルス対策ソフト要る? 要らない?
「Macはウイスル対策ソフトが要らない」という話が本当かどうか今月ちょっと異変がありましたね。
「アップルが初めてウイルス対策ソフト推奨文をサイトに出した」とBBCやCnetが大騒ぎして、ワシントンポストも「Macは悪玉ソフトの心配不要というCMも放送中止かな?」と後追い。
「Macもとうとうウイルス対策ソフトかー」という全体的なムードになったんですが、これでギズのJDが「ウソつけ、2007年からあるページの単なるアップデートじゃないか」とカンカンになって反論するバトルがありました。
これが騒ぎの元になったページです(今年12月更新)。
以下が更新前のスクリーンショット。そう、JDの言う通り「昨年6月更新」とあります…。
Mac OSのシェアが伸びてウイルスが増えて急に推奨を始めたわけじゃなく、アップルは.Mac利用サブスクリプションで元々ウイルス撃退ソフトを提供してるのでバージョン情報の掲載はメーカーとしては当たり前。ウイルス対策ソフト推奨そのものはUNIX前からずっとやってることだよ、とJDは書いてます。
結局、アップルは以下の声明を出して、誤解の元になったページを丸ごと削除しちゃったのです。
「Macには箱を開けた瞬間から悪玉ソフトやセキュリティの脅威から製品を保護する技術が内蔵されています」
ネット利用の拡大でウイルスの脅威が深刻になってることは事実だけど、「更新」と「新設」ではニュアンスがだいぶ違いますよね…。
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