KSB第3弾(07/10/24)テキスト化



『2007/10/24 KSBニュース - 高知白バイ衝突死(3) 鑑定人が迫る ブレーキ痕の“嘘”』
http://www.ksb.co.jp/newsweb/indextable.asp?tid=4&sid=7

 
 さて この第3回のテキスト化は今までと実験的にスタイルを若干変えてみたいと思います。

 テキスト化をしてくれたのは「世界のの白バイ組さん」。この労力と費やした時間はすごいものがあると思います。それを利用させて頂く形になるのですが・・・



 以下 文責 ●・□の文章(KSB放送の書き起こし)→世界の白バイ組み
         ★の文章  →LM737

●交通事故鑑定人の紹介(三豊市の交通事故鑑定人、石川 和夫さん)
・偶然な事故の場合は、全ての現象が一つの方向に向いて、進みますから、その物証も、そのとおりの証拠になるんですね。(石川さん)
・自然の状態と、そこに人為的なちから加わった、うーん、よく見ているとそりゃ絶対分りますね。(石川さん)

●再現実験のブレーキ痕を検証して
・タイヤには必ず溝があるんですね。えーとこのバスの場合は、四本なのかなあ。(石川さん)
・その四本の溝が、こう出てるんですね。(石川さん)
・警察が現場で写した写真を拡大しても、この溝が見えないんですね。(石川さん)
・ベターっとした、なにか塗ったような、跡にしか見えないんです。(石川さん)

  ★LM この放送で この事件の中で重要な役割を果たしている人物が登場しました。この方が居なかったらこの事件は闇に沈んでいたでしょう。
 交通事故鑑定士の石川先生です。この方のとの出会いもドラマがありました。
 地裁で惨敗した私達は高知県警科捜研の鑑定に対抗できる交通事故鑑定士を探していました。最初の鑑定士は業界では名が通った鑑定士でしたが、その先生の事務所は私達の送った資料を見ただけで「スリップ痕は本物」と判断された。「ンな馬鹿な!!」と別の鑑定士を探したが、どうにも見つからない。ある人にお願いしてやっと紹介していただいた鑑定士なんです。ほんとにお世話になっています。


●石川さんが注目した2種類のブレーキ痕写真について。(一方におたまじゃくし痕がある)。
□液体がタイヤの下にはいり、バス撤去時に出現し、最初は濡れていたが後に乾いた。(一審片多裁判官。KSBナレーション)
・証拠写真に写っていた大きな影はこちらのレストランの看板によるものです(KSB山下さん)
・ちょうどこちらが西の方角に当たるため、太陽が沈むにしたがって影も動いて行くんです。(山下さん)
□事故当時の午後4時の影の向きの映像
□事故現場の25分の1の模型の映像(白熱球?太陽の代わり)
□看板の影が左上から右下に伸びるブレーキ痕写真映像(おたまじゃくし無い)
□人の影がブレーキ痕と平行に伸びるブレーキ痕写真映像(おたまじゃくし有る)
・先端が薄い痕跡の写真、このぐらいの位置でね(白熱球を指し)、もうちょっとこちらかな。これぐらいの位置で写真を撮っていると思うんですね。(石川さん)
・左の痕跡はもう完全に影の中。右の痕跡は太陽の光が差していると。(石川さん)
・えー、先端が濃くなっている痕跡。えーこれがあるんですけれども、これの太陽の位置はもうすこしこっち回り込んだところですね。
・西に沈んでいっている(山下さん)
・そうそう、そうして、立っている人の影が、えー、痕跡の真後ろに出てると。(石川さん)
・影の動きから写真が撮られた順番を見ると、なんと、先端が濃い写真は、先端が薄い写真の後に撮影されているんです。(KSBナレーション)
・つまり判決が言うように濡れていたものが乾いたのではなく、時間がたった後に突如、黒い点が出現した事になるのです。(KSBナレーション)
・自然現象として、なにかの痕跡がついた時にはですね、時間がたつと薄くなるんですね。(石川さん)
・時間がたって濃くなるというのは、ちょっとこう、考えられない状態ですんで。(石川さん)
・濃くするためには、人為的に何か、えー、細工をしないと濃くならない。(石川さん)

  ★LM この場面に使われた図面の作成には苦労しましたね。支援者に測量技師がいたので、道路はもちろん、看板の位置や高さまで「トランシット」を用いて正確に測量し、影の検証に使いました。測量データーから25分の1に縮尺する作業が大変で・・その作業をしたのは片岡さんと測量士の二人。私は石川先生の指示を伝えながら、見てただけなんですが、その時の測量士の言葉。
 「馬鹿らしい話。こんなことせんでも、衝突の写真を見たらバスが止まっていたのは一目瞭然じゃいか。バスが動いていてあんなバンパーの曲がりになるわけが無い・・・」
 ぶつぶつ文句を言いながらも彼はきちんと仕上げてくれました。この図面が日の目をみるまで3ヶ月くらいかかったが、TVに流れてホッとした記憶があります。


●高松高裁で石川さん解析所の提出と承認尋問が却下された映像。
・裁判官自身が仕事を放棄しているんですよ(石川さん)
・それと、もう一つは、えー、下級審の、んー、判決に従う、従うほうが楽なんですね。(石川さん)
・裁判官もひとつひとつ物を見て、えー、常識的な判断をする。そういう見方をしてほしいと。(石川さん)

  ★LM 即日結審。私が「官」だとして。自分が負けないためには「全ての証拠の却下して即日結審」これしかないが・・・と最悪の予想をしていたら・・・的中。この時期にブログで『写真』を公開するかどうかの迷いが消えた。
 今年の10月23日片岡さんが収監される2.3日前に20人以上が集まっての「大宴会」。その席で参加者の一人一人がこの事件への思いを『卵マイク』で語った。
 
 「片岡さんが収監されることになったA級戦犯は私です。振り返れば悔いが残ることばかりの裁判でした。」といったのは・・・私。 この責任の取りようは無いかもしれないが、最後の最後までやり通す、逃げ出さない。この先私には何ができるかわからないが、それだけは守りたい。
 と決意した日でした。

 片岡晴彦さんの冤罪を晴らすために、この先もご協力をよろしくお願いします。


 文責 ●・□の文章→世界の白バイ組みさん
     ★の文章  →LM737

 
 >世界の白バイ組み様

 このような形にすると、テキストから客観的に事件を知ろうとする人には迷惑な「脚注」になるかもしれませんが・・・思いを書かずに関連記事のリンク張ったりすることだけでも幅が出る気がしているのですが、ご感想、アドバイスをできれば非公開コメントでお願いします。

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No title

この事件は、事故の形態だけでなく、裁判まで作られていた。
いくら、弁護士の先生が、頑張っても、最高裁の棄却も決まっていた。
今となつては、むしろ、証拠を温存したものもあり、それが、救いだ。

ポチの告白
http://npn.co.jp/article/detail/66680229/

良いと思います

適度な味付けで良いと思います。
30分の映像に、沢山のエネルギーが注ぎ込まれてる事が解ります。
ここだけの話し、被害者は片岡さんだけでないですよね。家族、学生達、lmさんを含んだ支援者。 皆さん傷ついてますよね。

裁判所のお情け狙いで、事実に目をつぶったら、皆の心に一生傷が残るでしょう。

少なくとも、片岡さんはひとつ、勝ったと気が付きました。

謝らなければ、刑務所送りと脅し屈伏させようとしましたが、最後まで謝らなかった。

向こうは、とうとう、屈伏させる事ができなかったのですね。

そこは勝ちですね。

ありがとうございます

>高知白バイ組み様

 ありがとうございます。

 後は文章中心の記事になるので、「読みやすさ」を考えて、背景色や文字色をカスタマイズする必要があると思いますので、その辺りに手を加えてから本格的に取り組みたいと考えています。

 この「KSBテキスト化」が先々に役に立つと思います。

 そして、○×さんが作成してくれた「検索HP」の昨日をフルに使えそうです。

 後は 如何に記事作成の時間を作っていくか・・・・

 これが キツイのですが 頑張ってみます。

 

No title

 昨日→機能に訂正 (笑)
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Author:LM737
 

ヤフーブログ『高知白バイ事故=冤罪事件確定中」の続編です。

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