年下女子に学ぶ！「甘え上手」のコツ 【独女通信】

メーカー勤務の真奈美さん（仮名・30歳）は、自称「甘え下手」である。

職場の同僚にも彼氏にも、なかなか素直に頼ることができないという彼女だが、最近身近にお手本を見つけたらしい。 お手本は、彼女の後輩女子たちである。 真奈美さんはこう言っていた。

「最近私自身、後輩の女の子にいろいろ相談をされるようになって思ったのですが、彼女たちに素直に甘えられると嬉しいし、悩みを打ち明けられたりすると話を聞いてあげたくなるんですよね。ストレートに自分を表現する彼女たちには親近感が持てるし、それを可愛いと思う男性の気持ちがわかる気がします。もしかしたら今の自分には、こういう部分が足りないのかも知れないのかなって思うんですよ。」 彼女が感じた年下女子の可愛い部分。その一番は、素直さだという。

「例えばお稽古事をしている子が、その発表会の写真を嬉しそうに自分のところに持ってきたり、仕事やプライベートの事などで悩んだときに泣きながら電話をかけてきたり、そういう素直さが可愛くて。私みたいにそれを言うことで相手にどう思われるかなんか全然気にしないで、素直に自分をさらけ出す彼女たちに、きゅんとなってしまうんですよね。」

相手の反応を気にしすぎてしまったり、プライドが邪魔をして素直になれなかったり、傷つくのが怖くて他人と距離を置くようになっていた自分と、年下女子の違いを感じた真奈美さんは、彼女たちから学べる部分があると思ったのだそうだ。

そこで、真奈美さんの後輩ＯＬの優衣さん（仮名・26歳）にも話を聞いてみることにした。 優衣さんは明るい笑顔が印象的で、話し方がとてもキュートな女性。 自分が相手に対して心を開いて接するので、相手も心を開いてくれるのだと思う、と語る彼女は、こんな「甘え上手のコツ」を伝授してくれた。

・時には敬語をやめてみる。 普段は敬語で接している相手に対しても、状況に応じて敬語を使わないことで距離を縮める。

・休み明けや、出張などで遠くに行っていた同僚と久々に会った時、「久々だなぁ。」と言われたら、すかさず「会いたかったんでしょ。会いたかったんだね〜。そうかそうか。」と冗談ぽく言う。

・誰かを紹介してもらいたいときは、「○○さんみたいな後輩さんを紹介してください。だって、○○さんには彼女（奥さん）がいるから。」 こういうと、相手も気持ちよく紹介をしてくれるようだ。 （ただし、不倫願望があると思われないように注意が必要）

・意見が合ったときは、「あっ、同じです〜。」といって握手。何気なくスキンシップをとる。

・「天然ボケだね〜」といわれたら、「計算です。」という。 計算をしている＝気があると脳が捉えるためか、相手はドキッとするらしい。 でも本当に計算している人は計算しているとは言わないので、あまり誤解はうけないそうだ。

・人の目をしっかり見て話を聞く。 興味を持って話を聞いていることが相手に伝わるようにする。

また、好きな異性に対しても、

・時には手をつながずに、洋服のすそをひっぱってみる。

・「荷物を持とうか？」といわれたら「手をつなぎたいからいい。」といってみる。

・二人で歩くとき、道路側を歩かないようにして、彼に気づかれたら「守ってもらいたかったんだもん」という。

などなど。確かに参考になる。そして、自然にそれらができる彼女に感心してしまった。

優衣さんは、普段甘えたり弱さをみせることの少ない独女がたまにこういう一面をみせるのは、案外効果的なはずだと言っていた。 真奈美さんのように、自分が甘え下手だと感じたら、身近な年下女子の素直さを見習ってみるのもいいかもしれない。（オフィスエムツー／久生 葵）

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